大手キャリア以外の乗り換え先としては、契約者数が最多。
CMでもよく目にする『ワイモバイル』。
乗り換えを検討している方も多いのでは??
今回は乗り換えを検討している方・実際に乗り換えをする方向けにワイモバイルへの乗り換え方法・手順を徹底解説していきたいと思います。
これさえ見れば、乗り換えに対して問題なく手順を把握することができます。
大手キャリアからの乗り換えを想定し、今回はドコモからの乗り換え手順を解説していきたいと思います。
Contents
- 基本の4ステップを確認しよう
- まずは機種変をするか、端末そのままでSIMのみ乗り換えるかを決める
- 端末そのままの場合はSIMロック解除をしよう!
- 機種変をしてしまう場合は、初期設定済なのでカンタン!
- ドコモからMNP予約番号を取得!
- 端末が決まったらワイモバイルに申し込みをしよう!ワイモバイルは還元・キャッシュバック案件が豊富!
- おすすめは公式キャッシュバック!
- 申し込みの流れ
- お客様情報入力へ進む
- 申込に問題なければ、最短2日で製品が届く。
- 製品が届いたら開通手続き&初期設定をしよう!
- APN設定を行ったら無事開通!
- ドコモからワイモバイルに乗り換えるとどのくらいお得になる?
- 割引適用後の料金は…?
- 家族3人で乗り換えた場合の料金比較をしてみる。
- まとめ
基本の4ステップを確認しよう
- 端末のSIMロック解除をする(SIMのみ乗り換えの場合。)
- MNP予約番号を取得する。(ドコモから。)
- Web上から申し込みをする(UQモバイル。)
- SIMカードor端末が届いたら開通手続き・初期設定。
この4ステップを軸にドコモからワイモバイルへの乗り換え手順を見ていきましょう!
まずは機種変をするか、端末そのままでSIMのみ乗り換えるかを決める
まずステップ①の端末のSIMロック解除をする。
の部分に関わってくることですが、使う端末を決めましょう!
スマホに装着されているICカード。カードの中に契約者の識別番号や電話番号。メールアドレスなどの番号の情報が記録されている。
普段あまり意識することはありませんが、スマホはこのSIMカードがなければ使えません。(Wi-Fiのみ利用する場合は別ですが‥。)
このように通常スマホの側面などにSIMカードを挿すスロットがあって、そこにSIMカードをセットして挿入します。
端末そのままの場合はSIMロック解除をしよう!
端末そのままで使えるかも…。
としましたが、基本的に大手キャリアで購入したスマートフォンには『SIMロック』がかけられていますので、そのSIMロックを解除する必要があります。
ドコモで購入したスマホはドコモでしか使えないように、他のキャリアのSIMカードを認識しないようにしている制限のこと。
ドコモのSIMロック解除方法はこちらの記事を参考にしてください。
対応の通信バンドもあるので、ワイモバイルの動作確認端末も必ず確認!
ワイモバイルはソフトバンクと同じ通信バンドを利用しています。
Band1、Band3、Band8などが主に利用される通信バンドです。
もし、このあたりの通信バンドに対応していない端末だとワイモバイルに乗り換えても使えない可能性があるので、かならずワイモバイルで公表している動作確認端末を確認しておきましょう。
機種変をしてしまう場合は、初期設定済なのでカンタン!
乗り換えるにはもうひとつ、一緒に機種変をして端末もセットで購入することもできます。
その場合は当然もといたキャリアのSIMロック解除をする必要はありませんし、基本的な初期設定がされた状態でくるのが普通なので、設定が苦手・あまりややこしい手順は踏みたくないという人には、乗り換えと同時に機種変をしてしまうのもおススメです。
ワイモバイルなら端末購入のサポートキャンペーンも豊富にあります。
以前は取り扱い機種が少ない!
ってのが弱みだったのですが、大分機種も豊富に扱ってくれるようになりました。
コスパ重視の機種が多いですが、満足度は高い機種です。
ドコモからMNP予約番号を取得!
続いては手順②にあたります、『MNP予約番号』を取得するを解説していきます。
MNP(乗り換え)を円滑に進めるためにもと居たキャリアから発行してもらう番号のこと。
この番号のおかげで乗り換え先の申し込みをして手続きをすれば、自動的にもと居たキャリアが解約になる。
手続きの簡素化に役立つ。
このMNP予約番号は乗り換えを決めたら必ず発行する番号になります。
発行するには…
- ドコモショップに来店して発行
- WebでMy docomoから発行
- 電話で発行
の3種類から選んで発行できます。
MNP予約番号を取得しただけでは解約にはなりません。
しかし、基本的には解約に向けた準備なので時には引き留められる場合もありあます。
毅然とした態度で『もう乗り換えを決めています!』
という意思表示をすれば、そこまでしつこくされることはないので電話での発行が個人的には一番おススメです。
端末が決まったらワイモバイルに申し込みをしよう!ワイモバイルは還元・キャッシュバック案件が豊富!
端末が決まった、MNP予約番号も発行したということであれば早速ワイモバイルに申し込みをしましょう。
先ほどもいったようにMNP予約番号をとったことで即解約となるわけでもないので焦る必要はありませんが、MNP予約番号には有効期限があります。
有効期限は15日と定められていて、それを過ぎると再度MNP予約番号を発行しなければなりません。
さらにワイモバイルに申し込む時は、『MNP予約番号の有効期限が10日以上残っていること』という条件もありますので、MNP予約番号を発行したらなるべく早く申しこみに進みましょう。
申し込みについては、
ワイモバイルはオンラインから申し込みが一番おススメのキャリアです。
ショップも多数あるワイモバイルなので、乗り換えに不安がある方は対面で対応してくれるショップなどでの乗り換えもおススメではありますが、よりお得に乗り換えるならオンラインからです。
というのも、乗り換えに伴うポイント還元やキャッシュバック案件が豊富にあるからです。
現状、他のキャリアと比較しても還元率の高さ・案件の豊富さは群を抜いています。
こちらの記事でも初回していますが、ワイモバイルのキャッシュバック案件には
- 本家『Y!モバイル』からのオンライン申し込み
- ソフトバンク運営の『Yahoo!モバイル』からのオンライン申し込み
- 代理店『ヤングモバイル』からのオンライン申し込み
が選択できます。
案件が豊富・内容も充実しているのがワイモバイルの特徴です。
おすすめは公式キャッシュバック!
基本的に現金でのキャッシュバック案件は『ヤングモバイル』のオンライン申し込みだけです。
どうしても現金キャッシュバックが良い!
という人はヤングモバイルから申し込みしましょう!
そうでなければ、基本的におススメしているのは
『ワイモバイル【公式】オンライン申し込み』です。
- なんといっても【公式】の安心感。サポート体制もしっかりしていて迷わず申し込みが出来る。
- 最大1万4千円以上の端末値引きもあり。
- 事務手数料無料・端末の配送料無料!
安心の【公式】から申し込みで特典を最大限にもらっちゃいましょう!
申し込みの流れ
では、実際の申し込みの流れを見てみましょう。
ここでは仮に公式のHPから申し込みする場合の手順をみていきます。
基本的にどこから申し込んでも、必要な記入・書類などはほぼ一緒なので、参考にしてください。
SIMのみ申し込みか、スマホセット購入かを選択する
記事の冒頭でもふれたとおり、端末セット購入かSIMのみ申し込みか、選択できますので事前に決めておきましょう。どちらの申し込みかによって進む場所が違いますので、それぞれ希望の申し込み部分をタップしましょう。
オンラインストアでは現在、SIMのみ乗り換えの場合にPayPayポイントをプレゼントしています。
他社から乗り換えで6,000円相当のポイント(ソフトバンクからは除く)がもらえます。
なお、スマホベーシックプラン申し込みの場合のみでプランによってM/Rプランは6,000円相当、Sは3,000円相当になってしまいますのでご注意ください。
スマホセット購入の場合の金額は、値引きされた後の金額で表示されていますので安心です。
SIMのみの場合
SIMのみの場合はSIMカードのサイズを選択してください。
nanoSIMかmicroSIMかです。
新しい機種ではほとんどの場合nanoSIMが採用されていますが、サイズを間違えると再度料金を払って申し込みになってしまうので、よく確認しましょう。
スマホセット購入の場合
スマホ購入を選択した場合はまずカラーを選択してください。
下にスクロールして料金プランを選択してください。
プランを選択することで、機種代金の支払い方法に進んだ時に料金が変化します。
この機種の場合、M/Rプランで申し込みをすると機種代金が38,160円です。
Sプランの場合は41,760円となり、割引が減ります。
このように選択するたびに表示される金額が変化しますので、その都度料金がはっきりわかりやすく出来ていて安心です。
申込共通の部分
後はSIMのみもスマホセット購入も共通の部分なので、そちらを説明していきましょう。
契約方法
乗り換え・新規契約・機種変更自分の契約方法を選択してください。
現在のご契約
公式からの申し込みでは、ソフトバンク系のMVNOからののりかえは対応していませんのが今回のドコモからワイモバイルへ申し込みは問題なく受付てもらえますので、安心して申し込みを進めましょう。
料金プランの選択
料金プランはスマホベーシックプランS・M・Rプランのなかから選択してください。
M・Rプランに関してはデータ通信容量を使い切った後でも、最大1Mbpsでの通信が可能になりましたので大変お得です。
オプションの選択
つづいてはオプションの選択です。
データ増量オプションが最初から選択されていますが、こちらは550円/月が1年間無料キャンペーンを実施したいますのでチェックをいれたままで大丈夫です。
なお、故障安心パックライトは端末購入時・契約時にのみ加入できるオプションです。(後から加入不可)
よく検討しましょう。
割引について
オンラインでの申し込みからでも、家族割は併用可能なのは嬉しいところ。
家族でワイモバイルを利用している方がいればチェックしましょう。
下取りプログラムで現在お使いの端末を下取りに出したい方はチェックをいれてください。
ここまでの必要事項を入力したら、明細として申し込み内容の確認ができますので良ければ【ご購入手続きへ】に進んでください。
お客様情報入力へ進む
ここまでプラン・サービスを選択したら、契約者情報としてご自身の情報を入力する画面になりますので、進んでいきましょう。
その前に以下のものを事前に用意しておくと、手続きがスムーズに進みます。
- 本人確認書類
- 支払い先のクレジットカード
- 連絡用のメールアドレス
- MNP予約番号(MNPの場合のみ)
これらの必要書類を準備したら
- 本人確認書類アップロード
- 乗り換え(MNP・番号移行)情報
- ご契約者情報
- ネットワーク暗証番号の設定
- お支払情報
の順に必要な個人情報を入力していきましょう。
項目ごとに案内がでますのでよく読んで入力してください。
入力内容にもれ・不備がないか確認→重要説明事項の確認と進めば手続きは終了です。
申込に問題なければ、最短2日で製品が届く。
オンライン申し込みが終了すると、審査が行われ無事通れば即商品の発送に入ります。
最短翌日発送・翌々日到着で発送になります。
買い物や様々な手続きもオンラインで出来るようになった昨今、ワイモバイルの申し込み対応もしっかりしていますので、余程のことがない限り最短でスムーズに対応してくれます。
しかし、最短での対応を希望なら
- 17時までの申し込みであること
- 審査を問題なく通過していること
- 時期が繁忙期やキャンペーン期間中でないこと
といったポイントを抑えておく必要はあります。
スムーズな審査の為にも、特に記入する個人情報などには記入漏れ・記入ミスなどないように落ち着いて確認しましょう!
製品が届いたら開通手続き&初期設定をしよう!
製品が手元に届いたら、早速回線切り替え作業を行いましょう。
回線切り替え窓口
0800-919-9809(音声ガイダンス)
こちに電話すると音声ガイダンスで案内されます。
- 携帯番号を入力
- 契約時に指定した4桁の暗証番号を入力
- 切り替え確認
- 切り替え完了
これだけの作業で回線を切り替えることができます。
窓口の対応時間は午前10:00~午後7時。
なお、商品受け取りから6日以内に切り替えを行わなかった場合、
自動的に回線の切り替えがスタートしますので、なるべく早めに進めましょう。
APN設定を行ったら無事開通!
新しく機種を購入した場合、基本的な設定はしてある状態で届きますので問題ありません。
問題はSIMカードのみで購入した場合。
スマートフォンはそのまま使う前提だと、APN設定がされていない状態なのでまだ使うことが出来ません。
ドコモからワイモバイルに乗り換えるとどのくらいお得になる?
やはりドコモからワイモバイルに乗り換える人のほとんどの理由は
『月額料金を安くしたい!』
ではないでしょうか。
ワイモバイルには大手キャリア並みの高速通信というメリットがあります。
ドコモから乗り換えたとしても、通信速度にはそれほど違和感なく利用することができるでしょう。
使い勝手がそれ程変わらず、料金がしっかり削減されればこれほど嬉しいことはないですよね。
乗り換え手順についてわかったところで、ドコモとワイモバイルの料金比較をしてみましょう。
ワイモバイルのスマホベーシックプランと、ドコモのギガライトを比較
ドコモの現在の料金プランは、大容量プランの『ギガホ』とデータ容量を選択できる『ギガホライト』があります。
ワイモバイルでは最大容量のRプランでも、データ増量分をあわせても17GBまでです。
Sプラン | Mプラン | Rプラン | |
基本料金 | 2,680円 | 3,680円 | 4,680円 |
新規割(6か月のみ) | -700円 | ||
おうち割or家族割 | -500円 | ||
月額料金 | 1,480円 | 2,480円 | 3,480円 |
データ容量 | 3GB→4GB※データ増量無料キャンペーン利用 | 10GB→13GB※データ増量無料キャンペーン利用 | 14GB→17GB※データ増量無料キャンペーン利用 |
通話料 | 10分以内国内通話無料 |
一方のギガライトは少し複雑ですので、ひとつずつ説明していきます。
ギガライトの基本料金表
ギガライトの料金もデータ使用量によって金額が違います。
~1GB | ~3GB | ~5GB | ~7GB | |
定期契約あり(2年間) | 2,980円 | 3,980円 | 4,980円 | 5,980円 |
定期契約なし | 3,150円 | 4,150円 | 5,150円 | 6,150円 |
このまま基本の料金だと割高です。
ここから割引が適用されていきます。どんな割引があるのか見ていきましょう。
みんなドコモ割
同一『ファミリー割引』グループ内にいる対象音声回線数に応じて月額料金を割引します。
ファミリー割引のグループはドコモの定める3親等以内で同居・別居を問わず家族であれば割引の対象です。
2回線あれば月々500円割引。
3回線以上は月々1000円の割引になります。
ドコモ光セット割
同一『ファミリー割引』グループ内に『ドコモ光』を契約している回線がある場合、スマホの月額料金から永年1000円割引します。
ドコモ光というのは、ドコモが提供している自宅の光回線のサービスのことです。
ようは
『自宅の光回線もドコモにしてくれたら、割引するよー』
ってことです。
ずっとドコモ特典
割引ではありませんが、長期契約の方への特典があります。
ドコモでは契約年数に応じて、dポイントクラブステージがきまっています。
1st~4th。そのうえはプラチナまでランクがわかれています。
プラチナステージ | 3,000ポイント |
4thステージ | 2,000ポイント |
3rdステージ | 1,500ポイント |
2ndステージ | 1,000ポイント |
1stステージ | 500ポイント |
上の表のようにステージごとに進呈されるポイントが決まっています。
契約者の誕生月にポイントが進呈されます。
ちなみに期間・用途が限定されています。
割引適用後の料金は…?
紹介した割引を適用した場合の料金を表にしました。
料金プラン | ドコモ光セット割 | みんなドコモ割適用後の月額料金 ※()内は光セット割を適用しない場合 | ||
1回線 | 2回線 | 3回線 | ||
ギガホ | -1,000円 | 5,980円(6,980円) | 5,480円(6,480円) | 4,980円(5,980円) |
ギガライト(~7GB) | -1,000円 | 4,980円(5,980円) | 4,480円(5,480円) | 3,980円(4,980円) |
ギガライト(~5GB) | -1,000円 | 3,980円(4,980円) | 3,480円(4,480円) | 2,980円(3,980円) |
ギガライト(~3GB) | -500円 | 3,480円(3,980円) | 2,980円(3,480円) | 2,480円(2,980円) |
ギガライト(~1GB) | なし | 2,980円 | 2,480円 | 1,980円 |
ドコモの料金にも月額1,980円がでてきました。
でも、これはデータ容量が1GBまで。ドコモ光セット割適用・みんなドコモ割をフルに適用されたうえでの料金プランなっています。
条件をなるべく近づけた上でドコモとワイモバイルの料金を比較してみましょう。
そのうえでもう一つ、通話オプションについて考慮する必要があります。
音声オプション
ドコモのギガライトには無料通話がついていませんので、ワイモバイルと同じように無料通話をつける場合は『音声オプション』をつける必要があります。
音声オプション | 月額料金 | 通話料 |
かけ放題オプション | 1,700円 | 国内通話無料 |
5分かけ放題オプション | 700円 | 国内通話 5分以内:無料 5分超過分:30秒20円 |
家族3人で乗り換えた場合の料金比較をしてみる。
というわけでドコモの割引やオプション料金がでそろいましたので、これでドコモとワイモバイルの料金を比較しましょう。
条件は
- 家族3人での利用。
- ドコモは『5分かけ放題オプション』利用。
- ドコモギガライト~3GBで計算
- ワイモバイルはSプランで計算
- 光セット割は適用しない
です。
1年間のドコモ料金
ギガライト(~3GB)2,980円+5分かけ放題オプション700円=3,680円。
3,680×3人=11,040円(1か月)
11,040×12か月=132,480円
1年間のワイモバイル料金
スマホベーシックプラン(Sプラン)※最初の半年間
1,980円(親回線)+2,960(子回線2人分)₌4,940円
4,940円×6か月=29,640円
※後の半年間
2,680円(親回線)+4,360円(子回線2人分)₌7,040円
7,040円×6か月=42,240円
29,640+42,240=71,880円(1年間の料金)
まとめ
最初は戸惑うことはあるかもしれませんが、終わってみれば結構あっさり出来てしまうのがオンライン申し込み。
散々悩んで乗り換えを決めて、いざ実行してみるとあまりにあっさり終わってしまって拍子抜けしてしまうかもしれません。
基本的なポイントさえ押さえておけば、恐れる必要はありません。
- 端末のSIMロック解除をする(SIMのみ乗り換えの場合。)
- MNP予約番号を取得する。(ドコモから。)
- Web上から申し込みをする(ワイモバイル。)
- SIMカードor端末が届いたら開通手続き・初期設定。