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docomoは中古で購入した端末もSIMロック解除してくれる
SIMロック解除の条件とは?
まず、docomoのSIMロック解除については端末の販売された時期が関わってきます。
販売された時期・機種によってSIMロック解除の条件が変わってきますのでよく確認しましょう。
2011年4月~2015年4月に販売された機種の場合
比較的古い機種、上記の時期に販売された機種についてはSIMロック解除条件が厳しめです。
①SIMロック解除対象機種があるので確認
まず、SIMロックに対応している機種かどうかこちらのサイトから確認してください。
ここに記載されていない機種はそもそもSIMロック解除に対応していない可能性があります。
手続き方法はドコモショップに限られている
他の時期の機種であれば、Web上でのSIMロック解除に対応しています。
WebからのSIMロック解除は料金がかかりません。
一方、店舗でのSIMロック解除は手数料として3,000円がかかります。
その他の時期の機種でも店舗での解除は手数料がかかるのは一緒ですが、対応がショップでの解除のみとなっているこの時期の機種では
SIMロック解除=事務手数料3,000円
になってしまいます。
台数は一回につき一人2台まで
台数についても制限が。
一回につき1人2台までと定められています。
2015年5月以降に販売された機種の場合
先ほどに比べて比較的新しい機種に関しては、SIMロック解除の条件が緩和されています。
受付条件
①ネットワーク利用制限・お任せロックなど各種ロックがかかっていないこと。
ネットワーク利用制限とは、端末の分割払いにおいて料金が支払われなくなった状態でdocomoが利用の差し止めをかけた状態のことです。
要は端末代の支払いが踏み倒されちゃった状態ですね。
ネットワーク利用制限がかかってしまった端末の制限を解除する方法はありません。
中古端末を購入する場合はこの点には十分注意しましょう。
②おまかせロックがかかっていないこと
おまかせロックとは、端末を紛失してしまったときに端末の利用をストップさせるサービスで防犯上重要なサービスです。
当然、こんなロックがかかってしまっている端末も対象外です。
タイミングについて
購入日から100円日経過した機種であること。
①同じ回線で過去にSIMロック解除を行った実績がある。その受付から100日経過した場合。
つまり、SIMロック解除を以前に行っている人はすぐに解除に対応してもらえます。
通常、SIMロック解除は機種変した際に行うのが一般的だとおもわれますので、新たにSIMロック解除しようとする場合普通100日以上経過しているものと思われます。
②一括払いで機種を購入している場合。分割払いの場合支払いを清算されている場合。
要は端末の代金支払いが終わっていればSIMロック解除可能です。
解約後はいつでも解除可能。
回線を解約した場合でもSIMロック解除に対応してもらえます。
しかし、この場合も端末購入後100日以降という条件は変わりません。
それ以上の日数が経過している場合はその後いつでもSIMロック解除ができます。
手続き方法はWeb上からも可能。
手続き方法は古い機種が来店のみに制限されていたのに対して、Web上から・電話から・来店の3種類から選べます。
Web上から手続きを行うと事務手数料は無料なので、うれしいですね!
中古で端末購入した場合。
2019年2月から様々なサイト、店舗などでdocomoの取り扱い機種をSIMロックのかかっている状態で購入した場合もSIMロック解除ができるようになりました。
受付条件は2015年5月以降販売機種と一緒。
- 端末購入から100日以降。
- ネットワーク利用制限・おまかせロックがかかっていない。
この点の条件は中古でもドコモで購入した機種でも違いがありません。
docomoの場合、Web上からでも手続きできる。
中古端末をSIMロック解除しようとする場合、docomoにしかないメリットがあります。
それが、Web上からでもSIMロック解除することができる。
ということです。
au,ソフトバンクも中古機種のSIMロック解除には応じていますが、来店での手続きしか対応していません。
つまり、事務手数料がかかってしまいます。
docomoも来店でのSIMロック解除は料金がかかりますが、Web上からの手続きは無料です。
docomoのSIMロック解除方法
WebからのSIMロック解除の場合
用意するもの
dアカウントとIMEI番号。
docomoでWeb上からSIMロック解除するにはMy docomoにログインして行う必要があります。
解約済の人でも、Gmail・Yahoo!メールを利用してIDを作成することが出来ますのでアカウントがない人は事前に作成しておきましょう。
IMEI番号とは、スマホを識別するためのシリアルナンバーです。
一台一台割り振られています。
本体の背面・SIMスロットに記載されているものもあります。
通話ダイヤル画面なら『*♯06#』と入力すると表示されます。
本体からの確認なら
iPhone‥ホーム画面→設定→情報→IMEIで。
Andoroid…ホーム画面→設定→端末情報→機器の状態→IMEI番号で。※機種によって表記が異なります。
実際の手順
- My docomoにログインする。
- 画面下の『その他』→『SIMロック解除』をクリック。
- IMEI番号を入力→SIMロック解除をクリック。
- 受付確認メールの送信先を確認。
- 受付完了メールが届くので確認しましょう。
店舗でのSIMロック解除の場合。
店舗での手続きなら、基本的に店舗側でやってくれますので本体を持参して来店しましょう。
なお、一台あたり3,000円の事務手数料がかかります。
一回につきSIMロック解除ができるのは2台までです。
本人確認書類が必要な場合があるので、免許証等持参していきましょう。
SIMロック解除のメリット
SIMロック解除することでどのようなメリットがあるのでしょうか?
docomo・docomo系以外でのキャリアでも利用できるようになる。
docomoで購入した端末には制限がかかっていますが、SIMロックを解除してしまえば、auやソフトバンクに持ち込んでも利用できますし、格安SIMでもau系・ソフトバンク系の回線にも申し込むことができるようになります。
海外でも現地のSIMを挿して利用できる。
海外でスマホを利用する場合、モバイルWi-Fiをレンタルするか現地SIMカードをレンタルして利用するかになると思います。
現地でSIMカードをレンタルして利用する場合もSIMロック解除をしていないと利用できません。
まとめ:SIMロック解除のデメリットは特にない。料金をかけないように解除しよう。
SIMロック解除をすることによって生じるデメリットは特にありません。
格安SIMの登場や、2019年の総務省指導による新プランの発表などによって、より回線を自由に選べる状況が整いつつあります。
また、料金プランと端末購入の切り離しによって中古端末への需要も拡大していくと思われます。
自由な選択をしていく上でも制限になってしまうSIMロックは解除しておくべきです。
強いてデメリットをあげるならSIMロック解除によって事務手数料が発生してしまうことなので、SIMロック解除にはWeb手続きを強くおススメします。
お金かからずできることにわざわざお金かけるのもったいないですからね・・。
その点、中古端末でもWebから手続きできるdocomoはユーザーファーストですね!