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格安スマホどれがいい?スペック確認のポイントを解説!コスパと満足度の高い機種を紹介します。
『格安スマホ』と聞くとどんなイメージでしょうか?
そもそも格安スマホとはなんでしょう?
大手キャリアに通信回線を借りて運営している『格安SIM』と呼ばれるキャリア。
大手キャリより格安な月額料金でスマホを使うことができるので、人気があります。
その格安SIMが取り扱うスマートフォンがいわゆる格安スマホです。
ちゃんとした定義は特にありませんが、格安SIMの取り扱いスマホの機種は大手キャリアの取り扱いと少し違います。
どちらかというと中くらいの性能(ミドルスペック)の機種を取り揃えて、コスパ重視のラインナップになっているのが特徴です。
新機種として各メーカーの最新機種・アップルで言えばiPhoneの最新機種。その他最新の端末代が10万円を超えるようなハイスペック機種は取り扱いが少ないのが現状です。
格安スマホはコスパ重視
先ほども説明したとおり格安スマホはコスパ重視の機種がメインです。
しかし、安かろう悪かろうでは意味がありません。
SNSにキレイな写真をアップしたい人が、カメラの画素数が足りないスマホを選んだら不満に思うはずです。
画像や動画など色々記録しておきたい人がメモリの少ないスマホを選んだら不満です。
サクサク動くスマホが良い人はCPUの性能が良いものを選ぶべきです。
格安スマホのスペックをチェックしてみよう!
ここからは実際の格安SIMの取り扱い機種の紹介画面を参考にみていきます。
UQモバイルの実際の機種紹介画面です。
日本の市場に本格参戦してきた『OPPO(オッポ)』のA5という機種です。
引用:BCNOR
そしてA5のスペック表がこれです。
メーカー名 | オッポジャパン株式会社 |
寸法 | 約H163.6×W75.6×D9.1(高さ×幅×厚さ) |
質量 | 約195g |
ディスプレイ | 約6.5インチ/720×1600 |
メインカメラ | 1,200万画素+800万画素+200万画素+200万画素 |
サブカメラ | 1,600万画素 |
電池容量 | 5,000mAh |
OS | Color 6.0(based on Andoroid 9.0) |
チップセット | Qualcomm® Snapdragon™665 |
本体メモリ容量(ROM) | 64GB |
本体メモリ容量(RAM) | 4GB |
対応外部メモリ | micro SD、micro SDXC/最大256GB |
おサイフケータイ® | - |
ワンセグ | ー |
耐衝撃 | ー |
防水 | ー |
防塵 | 〇 IP5X |
対応言語 | 日本語を含む60か国語以上 |
最大下り速度 | 400Mbps |
国際ローミング | 〇 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi規格 | a/b/g/n/ac |
テザリング | 〇 |
緊急地震速報 | 〇 |
津波警報/災害・避難情報 | 〇 |
それではチェックすべき項目をひとつづつ見ていきましょう。
CPUとは?

スマートフォンには『頭脳』と呼べるCPUが入っているのをご存知でしょうか?
画像にあるようなチップ、基盤です。
このチップがスマートフォンの動作をつかさどり、性能の良しあしを左右しています。
このA5のCPUに当たる記載は『チップセット』の部分です。
Qualcomm® Snapdragon™665
と表示されています。
これはQualcomm社が清算している『Snapdragon』というシリーズの665という型番のチップです。
Snapdragon(スナップドラゴン)はandroidスマホに用いられる最も有名なチップです。
どのチップを搭載しているかによってどのくらいの性能のスマホなのかをある程度はかることができます。
そのほかにどんなチップがあるでしょうか。
Apple Aシリーズ

AppleのiPhoneに搭載されているCPUは『A』シリーズです。
最新のiPhone 11に搭載されているのは『A13Bionic』というチップです。
これはApple社独自のCPUで発表されるたびにスマホ端末では最高の性能を常に更新しています。
SamsungのExynosシリーズ

こちらはスマートフォン出荷台数No,1を誇るSamsung社の独自CPU『Exynos』です。
『Exynos9810』というチップが発表され2020年1月現在の最新のCPUです。
AnTuTuベンチマークスコアも参考に
実際のCPUの性能を数値化してわかるようにしたものに
『ベンチマークスコア』というものがあります。
ベンチマークとは・・・スマホに複雑な処理を実行させて速度をはかる性能テストのこと。
AnTuTuはベンチマークをはかるアプリの名前でベンチマークアプリの中では最もメジャーなものです。
CPUの名前がわかったら試しにWebで
『Snapdragon665 AnTuTuベンチマーク』
のように検索すればスコアを計測したサイトがたくさんでてきます。
例えば、常にベンチマークスコアの最高値をマークしているのはAシリーズの最新のCPUです。
調べてみるとAシリーズのスコアはこんな感じです。
シリーズ | 使用機種 | ベンチマークスコア |
A13 | iPhone11Pro | 457,000点 |
A12 | iPhone XS | 348,000点 |
A12 | iPhone XS Max | 347,000点 |
A12 | iPhone XR | 336,800点 |
A11 | iPhone 8 Plus | 232,600点 |
A9 | iPhone 6s | 148,600点 |
近年のAシリーズのスコアの推移がわかります。
4年ほど前に発売されたiPhone6sシリーズと比較すると約3倍のスコアになっています。
スマートフォンの性能がいかにあがっているかがわかります。
参考までにAndoroid端末のスコアもいくつか示します。※AndoroidとiOsではベンチマークのシステムが違うため単純比較できるかというのは疑問な部分ですが、参考にはなります。
チップ | 使用機種 | ベンチマークスコア |
Kirin980 | HUAWEI P30pro | 316,379 |
SDM845 | Google Pixel 3 | 285,543 |
Exynos9820 | Galaxy S10 | 333,274 |
SDM855 | Xperia1 SO-03L | 346,054 |
いずれも最新機種のスコアになっています。
このように気になる機種のベチマークスコアを知ることでおおよその性能をはかり知ることができます。
利用する端末・用途・アプリなど様々な要因が複雑に絡み合って実感する処理速度になります。
ベンチマークスコアが高い=どんな動作にもサクサク快適に動くということではありませんので、注意が必要です。
あくまで性能をはかる指標として参考にするのが正解です
本当にざっくりですが、目安をつけるとしたらこんな感じかもしれません。
ハイスペック | 20万超え | ほとんどの動作に不便を感じることはない。 |
ミドルスペック | 8万~20万 | 3D系ネットゲームなどは厳しくなるかも。普段使いは問題ない。 |
エントリー機種・ロースペック | 8万以下 | 同時に様々な作業を処理するともたつくかも |
RAM/ROM/外部メモリ
ROMとは・・Read Only Memoryの略。日本においてROMとは『内部ストレージ』のことを指しています。内部ストレージとはいわばスマホの『本棚』の大きさ。画像やアプリデータなど保存するデータはみなここに収められています。
この本棚が大きければ大きいほど、撮った写真や映像・テキストデータなどたくさんしまっておけることになります。
RAMとは・・Random Access Memoryの略。いわゆるメモリと呼ばれるもの。
RAMはしばしばスマホの『作業台』として表現されます。
先ほどのROMが保存している情報をもちいてスマホはいろいろな作業を行います。
ROMからRAMにデータを出し入れして作業をするイメージです。
その際作業場所が広いほうが当然作業がスムーズで『サクサク動く』という実感につながってきます。
ちなみに内部ストレージのことをROMと表現するのは日本だけのようです。
なので世界基準でいくと『内部ストレージ』とか『容量』と表現するのが正解のようです。
最近のスペック表では新しい方の表現で表しているところも多いので注意してください。
では実際どのくらいの数字がでていれば性能が良いもの・悪いものと判断できるのか。
RAMの数字の大きさは当然大きければ大きいほど良いものですが、こちらはCPUとも関連して処理速度があがりますので、最新機種だから数字の大きいものを必ず使ている!というものではありません。
スマートフォンでいうと8GBという大きさのRAMを搭載した機種が話題になりました。
現状で数字の大きさでいうとそのくらいが一番大きいものです。
しかし、最新機種のほとんどをみると4GBのものが主流。
RAMについてはこのくらいの大きさを確保していれば、処理速度としては最善のものを確保できるようになっています。
一方のROM(内部ストレージ)は保存する場所の大きなのでさなので、大きければ大きいほど単純に優秀なわけです。写真や動画など多く撮りたい人にとってはうれしいことです。
スマホにおいては同じ機種でも内部ストレージの大きさの違うものを用意して、購入する側が選択することが出来るのがほとんど。
当然、大容量の機種の方が高額になります。
64GB・128GB・256GB・512GB・・などさまざまなモデルがあります。
データ容量に不安がある人は可能であればより大きなサイズを購入することをおススメします。
カメラ性能について
カメラの性能については昨今のスマホカメラの進化はすごいものがあって、もはやデジタルカメラを購入する必要はないといわれるほど。
しかし、スペック表に記載されているのはほとんど画素数の情報のみ。
実はこれあまり参考にはなりません。
最新のiPhone11の画素数でさえ、1200万画素。そこの数字はあまり大きな変化がありません。
画素数は解像度として認識できるものです。
解像度が高い写真=キレイという認識は間違いではありません。
しかしそれは画像をみるディスプレイの大きさにも関係があります。
スマホのディスプレイより大きなサイズで写真をみることがあるのであれば、より画素数の高いものを選択するというのは正しい判断ですが、基本的にスマホのディスプレイサイズで写真を見たい場合、それほど大きな解像度は必要ないのです。
スマホのディスプレイサイズであれば実は200万画素ほどの解像度が確保されていれば、人間の目に違いは分からないようです。
それ以上の画素数は写真データの容量拡大・端末の高額化につながってしまうだけなので、スマホのカメラにおいては画素数はそれほど重要視されない部分でもあるのです。
スマホのカメラ性能はどこをチェックすべきか。
スマホのカメラ性能は画素数では図れないとしたらなにで判断するのでしょう。
- F値
- 光学ズーム・光学手ぶれ補正
- デュアルレンズ・トリプルレンズ
F値・・・F値は絞り値とも呼ばれるもので、数値が小さければ小さいほどより多くの光を取り込むことができます。F値の小さなカメラであればより暗いところでの撮影に強くまた背景がボケた写真を撮りやすくなります。F値2.0以下のものを選びたいところ。
光学ズーム・光学手ぶれ補正・・・それぞれデジタルズーム・電動式手ぶれ補正と比較すると画像の劣化が少なく、キレイにズーム・手ぶれ補正の操作が行えます。よりキレイに撮影するための補助的機能なので、気になる人はこの機能がついているスマホカメラを選択しましょう。
デュアルカメラ・トリプルカメラ・・最近のスマホカメラは複数のレンズがついているタイプが主流になってきています。しかしもちろん数が多ければ良いというもでもありません。複数のレンズを組み合わせてボケ味だったり、高角な撮影・暗いところも明暗をはっきりさせたキレイな写真をとったり撮影できる写真の選択肢が広がっています。
どんな撮影方法ができるか、特色は同じ数のレンズでもそれぞれ差があります。
そのあたりはスペック表というより、カメラの広告部分でPRされていると思いますので、参考にしましょう。
格安スマホは防水・防塵非対応のものが多い
もうひとつ注意点としては格安SIMで取り扱いになっている機種はミドルスペックのものが多いので
防水・防塵が非対応のものが多いということです。
比較的海外モデルが多い格安スマホ。ミドルスペック以下の場合その部分が削られる可能性が一番高いです。
コチラはスペック表に必ず対応が記載されているはず。
日本では結構『標準装備』みたいな感覚もあると思いますので、非対応に気づかなかった!なんてことのないよう気を付けましょう。
コスパ重視の格安スマホならおススメはこれ!
2019下半期の時点でコスパ重視の端末No,1といったらやはり、この機種ではないでしょうか。
HUAWEIのP30lite!
大手キャリアでも取り扱いがされて、大人気を博した『HUAWEI』。
中国企業とあなどるなかれ、スマホの性能の高さ・なんといってもその性能でその金額!
コスパの高さがウリのスマホです。
アメリカと中国の貿易戦争に巻き込まれ、Googleのアップデートが出来なくなるかもという懸念もされましたが、その緊張状態もすこし和らいでいるようです。
利用する上での不安ではなくなりました。
メーカー名 | HUAWEI |
寸法 | 約H152.9×W72.7×D7.4(高さ×幅×厚さ) |
質量 | 約159g |
ディスプレイ | 約6.15インチ/2312×1080 |
メインカメラ | 2,400万画素+800万画素+200万画素 |
サブカメラ | 2,400万画素 |
電池容量 | 3,340mAh |
OS | Android™9 |
チップセット | HUAWEI Kirin 710 |
本体メモリ容量(ROM) | 64GB |
本体メモリ容量(RAM) | 4GB |
対応外部メモリ | micro SD、micro SDHC、micro SDXC/最大512GB |
おサイフケータイ® | - |
ワンセグ | ー |
耐衝撃 | ー |
防水 | ー |
防塵 | ー |
対応言語 | 日本語、英語、中国語、その他 |
最大下り速度 | 279Mbps(WiMAX2+)、275Mbps(4GLTE) |
国際ローミング | 〇 |
Bluetooth | Buletooth4.2 LE ※Support aptX,HWA,aptX HD |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) |
テザリング | 〇 |
緊急地震速報 | 〇 |
津波警報/災害・避難情報 | 〇 |
こちらがP30liteのスペック表になります。
先ほどのようにポイントを抑えつつおススメできる点を紹介します。
P30lilteのベンチマークスコア
まずは、先ほど紹介したベンチマークのスコアがどのくらいでているのか、調べました。

ベンチマークスコアは138,329。
その他さまざまなサイトでベンチマークスコアが公開されていますが、いずれも13万ポイント台でした。
ハイスペック | 20万超え | ほとんどの動作に不便を感じることはない。 |
ミドルスペック | 8万~20万 | 3D系ネットゲームなどは厳しくなるかも。普段使いは問題ない。 |
エントリー機種・ロースペック | 8万以下 | 同時に様々な作業を処理するともたつくかも |
先ほどの目安を参考にするとミドルスペック。ミドルハイ(中の上)といったところでしょうか。
カメラ性能
HUAWEI機種の推しはカメラ性能の高さ。
P30シリーズの上位機種だとP30Proになりますが、そちらは4眼カメラを搭載しさらにあのLeica(有名カメラメーカー)の共同開発のカメラとアピールポイントとして強力なものをもっています。
liteシリーズにおいてはLeica共同カメラではなくなってしまいます。
さらに4眼→3眼になってしまいますが、集合写真・風景写真・夜景などさまざまなシーンをAIが判別し、最適なシーン選択をしてくれる『AIカメラ』を搭載しています。
ミドルスペックの機種のカメラ性能としては及第点といったところ。
主な格安SIMキャリア取り扱い価格
キャリア | 分割購入 | 一括購入 |
UQモバイル | 24回・36回総額23,760円(税込み) | 23,760円(税込み) |
24回・36回総額18,000円(税込み) | 18,000円(税込み) | |
LINEモバイル![]() | 24回総額35,640(税込み) | 32,780円(税込み) |
ー | 14,080円(税込み)MNPの場合さらに5,000円割引き | |
BIGLOBEモバイル | 1,320×24=31,680(税込み)14,500円相当のポイント還元で実質14,300円 | ー |
mineo | 1,485×24=35,640(税込み) | 35,640(税込み) |
IIJmio | 1,078円×24=25,872(税込み) | 25,080(税込み) |
P30liteの定価は32,880円。
端末価格については各キャリア大分バラつきがあります。
最安はOCNモバイルONEの音声通話SIMの割引適用時。
ほぼ定価で販売のキャリアも多いので、購入の際はぜひ割引を実施しているところを選択したいところ。
このスペックであれば定価の価格でもかなりのコストパフォーマンス。
割引適用で2万円以下で購入できるのであれば、絶対におススメです!
【最新】2020年現在のおすすめ格安スマホはこれ!
記事執筆からすこし期間がたちましたので、2020年11月現在おすすめの格安スマホについて紹介しておきます。
OPPO Reno3Aは高コスパ最高!

2020年になって国内格安スマホ市場を席捲しているのがOPPOです。
その中でも多数のキャリアが取り扱いをして、大人気になっているのが
OPPO Reno3Aです。スペック表とおすすめポイントを紹介していきます。
OPPO Reno3Aのスペック表
OPPO Reno3Aのスペックについて表でみてみましょう。
メーカー名 | OPPO |
寸法 | 約H160.9×W74.1×D8.2(高さ×幅×厚さ) |
質量 | 約175g |
ディスプレイ | 約6.44インチ/2400×1080 |
メインカメラ | 4,800万画素+800万画素+200万画素+200万画素 |
サブカメラ | 1,600万画素 |
電池容量 | 4,025mAh |
OS | color OS 7.1 |
チップセット | Snapdragon 665 |
本体メモリ容量(ROM) | 128GB |
本体メモリ容量(RAM) | 6GB |
対応外部メモリ | micro SD、micro SDHC、micro SDXC/最大512GB |
おサイフケータイ® | 〇 |
ワンセグ | ー |
耐衝撃 | ー |
防水 | IPX8 |
防塵 | IPX6X |
対応言語 | 日本語、英語、中国語、その他 |
最大下り速度 | 250Mbps(4GLTE) |
国際ローミング | 〇 |
Bluetooth | Buletooth5.0 |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) |
テザリング | 〇 |
緊急地震速報 | 〇 |
津波警報/災害・避難情報 | 〇 |
格安スマホでも必要な機能が備わってきた!
注目すべきは、以前なら削減されていた防水・防塵といった機能が装備されている点。
国内にはこの辺りの機能の需要は大きいので、この点は嬉しいところ。
さらにおサイフケータイにも対応しいているので、コロナ禍における非接触型決済に対応できるスマホとして使えます。
最安ならOCNモバイルone
ここでも最安価格はOCNモバイルone。
セール価格12,300円。
この機能のスマホが1万円台は、昨年までに比べるとまた一段とコスパが上がった印象です。
おすすめですよ!
高性能の格安スマホならおススメはこれ!
格安SIMでは端末の取り扱いはキャリアによってまちまちです。
端末取り扱いが豊富なところもあれば、ほとんど使える端末を取り扱ってないようなキャリアまでさまざまです。
そもそも料金を下げるというのが目的で格安SIMを検討する人が多いので、それほどハイスペック・高額な端末を取り扱う必要がないのかもしれませんが、中には端末にはお金をかけても良い。という人もいるかもしれませんので、どのキャリアが豊富にスマートフォンの販売を取り扱っているのか把握しておく必要があります。
- mineo
- 楽天モバイル
当然これ以外のキャリアでも取り扱いが比較的に多いところもあります。
その中でも特に取り扱いが多いキャリアがこの二つです。
楽天モバイルではiPhoneの取り扱いがありませんが、Galaxyの上位機種を取り扱っていたり、mineoは格安SIMでは貴重なiPhoneX取り扱いキャリアです!
それぞれからハイスペックのおススメ機種を紹介します。
楽天モバイル・・Galaxy Note10+

大手キャリア以外では取り扱いのなかった『Galaxy』。
格安SIMでも取り扱いが開始されましたが、ほとんどのキャリアで取り扱いはミドルスペックの『Galaxy A20』のみでした。
しかし、楽天モバイルでは上位機種の本製品の取り扱いを開始。
『格安SIMでも良い機種を使いたい!』というニーズに応えるキャリアです。
GalaxyNote10+のスペック
メーカー名 | Galaxy |
寸法 | 約H162.3×W77.2×D7.9(高さ×幅×厚さ) |
質量 | 約197g |
ディスプレイ | 約6.8インチ/3,040×1,440 |
メインカメラ | 1,600万画素+1,200万画素+1,200万画素 |
サブカメラ | 1,000万画素 |
電池容量 | 4,300mAh |
OS | Android™ 9 Pie |
チップセット | Qualcomm® Snapdragon™ 855 / オクタコア 2.8GHz + 2.4GHz + 1.7GHz |
本体メモリ容量(ROM) | 256GB |
本体メモリ容量(RAM) | 12GB |
対応外部メモリ | micro SDXC™ (最大 1024GB) |
おサイフケータイ® | 〇 |
ワンセグ | ー |
耐衝撃 | ー |
防水 | 〇 |
防塵 | 〇 |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4/5GHz) |
GalaxyNote10+の注目ポイント
最新のCPU搭載
チップセットに『Qualcomm® Snapdragon™ 855』と最新のものを搭載。
ベンチマークスコアは37万超えという驚異の数字をたたき出しています。
メモリ容量も驚異的
RAM/ROMの解説もこの記事の前半で紹介しましたが、メモリ容量の部分の性能については最高の性能といえます。
RAM12GBで複数アプリの同時操作でも動作がもたつくことはないでしょう。
保存容量は256GBとこちらも大容量ですが、さらに外部保存容量でなんと1TB!
データ保存で容量がいっぱいで困るということは少ないでしょう。
防水・防塵にも対応
日本では結構当たりまえの機能として『防水・防塵』がありますが、海外モデルでは削減されていることが多い部分。
この機種においては対応しています。
ハイスペック・高額の機種でもこの部分はさらっと未対応でスルーしていることも多いので、しっかり対応しているのはうれしいところ。
なにしろ、せっかく高いお金払って買うなら最低限『防水・防塵』対応してほしいよな~って思いますよね。
楽天モバイルのGalaxyNote10+の価格
楽天モバイル取り扱いのGalaxyNote10+の価格は『通話SIM』、『データSIM』で価格に差があります。
通話SIMで契約した場合の方が割引が効いて安くなります。
分割払い | 一括払い | |
通話SIM | 4,908円(税込み)×24=117,800円(税込み)※初回のみ4,916円 | 107,091(税込み) |
データSIM | 5,283円(税込み)×24=126,800円(税込み)※初回のみ5,291円 | 126,800円(税込み) |
10万超えの高級スマホではありますが、分割払いも選択できるのでうれしいところ。
格安SIMで10万超えの端末・・?
という方も多いかもしれませんが、選択肢の一つとしてハイスペック機種が取り扱われているということは大事だとおもいます。
mineo・・・iPhone XS Max

基本的にはiPhoneについては、ミドルスペック以下の機種しか格安SIMでは取り扱いがありませんでした。
しかし、mineoではついにハイスペック機種
『iPhone XS Max』
の取り扱いを開始しました。
iPhoneユーザーは特に選択肢が狭いのが格安SIMの問題点でしたので、この変化は大きな変化です。
iPhone XS Maxのスペック表
メーカー名 | Apple |
寸法 | 約H157.5×W77.4×D7.7(高さ×幅×厚さ) |
質量 | 約208g |
ディスプレイ | 約6.5インチ |
メインカメラ | 1,200万画素+1,200万画素 |
サブカメラ | 700万画素 |
電池容量 | 3,174mAh |
OS | iOS 12以上 |
チップセット | A12 Bionicチップ |
本体メモリ容量(ROM) | 254GB |
本体メモリ容量(RAM) | 4GB |
対応外部メモリ | ー |
おサイフケータイ® | 〇 |
ワンセグ | ー |
防水 | 〇 |
防塵 | 〇 |
国際ローミング | 〇 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi規格 | 802.11ac |
テザリング | 〇 |
緊急地震速報 | 〇 |
津波警報/災害・避難情報 | 〇 |
iPhone XS Max の注目ポイント
言わずと知れたiPhoneの大人気となった前作の最上位機種。
ベンチマークスコアでは36万超え

安定の高性能。様々な使い方に耐える優秀機であることは間違いないです。
そしてiPhoneシリーズでは外部メモリが非対応なので、mineoの内部ストレージ容量254GB取り扱いはうれしいところ。
ストレージ容量も含めて最上位機種なので、性能で選びたい人はもってこいの機種になっています。
まとめ:新料金プランでは端末購入がポイント
以上、格安SIMの端末取り扱い状況でした。
2019年10月から総務省指導による新プラン発表から、格安SIMでもそれまで扱ってこなかったようなハイスペックの機種取り扱いが開始されました。
なぜなのか、新プランの軸となる考え方の一つに端末購入とプラン契約の引き離しがあります。
いままで日本ではキャリアとの契約と共に端末を割引きし、購入するのが一般的なモデルになっていました。
しかし、これによって『○○年縛り』などの長期契約が必要になったり、途中解約によって違約金と別に高額な端末代金支払いが発生してしまったり、ユーザーの選択肢を狭める要因のひとつになっていました。
- 端末は端末で購入する。
- 回線契約は回線契約で別途契約する。
といったように二つを切り離して考えられるようにするのが狙いです。
これによって端末購入の形もだいぶ変わりました。
大手キャリアの販売手法は基本的に、
2年後の端末下取りを前提にした割引スタイルになりました。
これによって最後の一年分の端末料金の支払いが免除される(割引される)といたスタイルなのですが、当然キャリアに端末を下取りしてもらうので、返却することになります。
大手キャリアの端末購入は2年ごとの機種変更を前提にしています。
端末は自分のものにならないというデメリットが発生してしまいます。
これによって、大手キャリアと格安SIMの間の端末割引状況にあまり差がなくなりました。
格安スマホ=取り扱い機種がショボい!
という構図はなくなりつつあります。取り扱い機種もキャリアによって差がありますし、今後変更も出てくると思います。
こまめにチェックして端末購入も賢くこなす時代です!