今回は
楽天モバイルの新プラン楽天アンリミットをモバイルルーターとして使うこと
について調べた記事です。
こんな疑問についてお答えします。
- 楽天アンリミットでモバイルルーターは使える?
- 楽天モバイルのモバイルルーターは固定回線の代わりになる?
- 楽天モバイルのモバイルルーターとWIMAXどちらがお得?
- 楽天モバイルのモバイルルーターを使う上で注意点はあるかな?
あなたもこんな風な疑問をお持ちではないでしょうか?
CMでもよく耳にしますが、楽天モバイルの料金プラン
『楽天アンリミット』はデータ無制限がウリです。
モバイルルーターとして使うことが出来れば、データ無制限で使えるルーターを持ち運ぶことになります。
夢のような話ですよね。
上手く利用すれば、家の固定回線の代わりとして使うことができますので、通信費の節約にもなることでしょう。
私は2020年4月から楽天アンリミットを使い続けています。
モバイルルーターを使う上で気になるのは、回線の安定度とデータ通信容量がどのくらいあるのか…。
使い勝手については、ずっと使い続けてきてしっかりと分かっています。
結論をいうと、楽天モバイルをモバイルルーターとして使うことはおススメです!
その理由を3つにまとめて、その理由も詳しく解説していきます!
実際の経験をもとにモバイルルーターについて調べていますので、快適なモバイルルーターの利用のお手伝いが出来れば幸いです。
- 楽天アンリミット×モバイルルーター。おススメの3つの理由。
- WIMAXなどの他社のモバイルルータとどちらがお得?
- 楽天アンリミットをモバイルルーターとして使う上での注意点。
Contents
楽天アンリミット×モバイルルーター。おススメの3つの理由。
冒頭でも述べた通り、楽天アンリミットはモバイルルーターとして使うにもおススメの回線といえます。
その理由を大きく3つに分けて紹介していきます。
楽天アンリミット×モバイルルーターおススメの理由①:データ無制限の料金プランだから。
なんといっても最大の理由は楽天アンリミットの料金プランが、データ無制限を謳っている部分です。
楽天アンリミットは2020年サービス開始当初の
『楽天アンリミットV』から2021年4月より
『楽天アンリミットVI』へバージョンアップします。
サービス開始当初は、月額2,980円で通話もデータ通信も無制限というワンプランでした。
バージョンアップ後は、使ったデータ容量によって料金が決まる従量制プランになりました。
しかし月20GBを超えた場合の料金の上限は、2,980円になりますので今までのプランと変わりありません。
後ほど他社との比較もしていきますが、この料金でデータ無制限を実現しているプランは他にはありません。
楽天アンリミット×モバイルルーターおススメの理由②:一年無料キャンペーンが実施されているから。
こちらも楽天アンリミット発足当初から続くキャンペーンのひとつで、大きな話題も読んでいます。
契約から最初の一年間は月額料金が無料になるというキャンペーンです。
1年12か月分の月額料金。仮に上限の2,980円に達するデータ容量を毎月使ったとしたら
2,980×12₌35,760円。
実にこれだけの料金が免除されることになります。
後ほど注意点の部分でも紹介しますが、楽天モバイルの回線の問題点のひとつは通信エリアの拡充がまだ不十分という部分です。
そこに不安を感じるのは当たり前。
私も契約当初からその点に不安を感じ、常にチェックしてきました。
契約してから約8か月ほど、2020年の年末くらいまで楽天エリアに入ることなく、自宅で接続するにはパートナーエリアを利用するしかありませんでした。
しかし年末~年明けくらいに気付いたら楽天エリアに自宅も入っていて、常に自前の回線に繋がるようになりました。
楽天モバイルのエリア拡大計画の現状を取材。アンテナの設置は進んでいるが…。今後のエリア拡大計画の展望!
※こちらの記事でアンテナ拡充工事の詳細をレポートしています。
合わせて楽天モバイルのアンテナの見分け方も載せていますので、ぜひご自宅の周辺でもチェックしてみてください!
思ったよりアンテナ通信設備の拡充が急ピッチで進んでいて、街中で使っていても私の生活圏ではほとんど繋がるように改善されているのを感じます。
(私は埼玉県南東部のエリアに住んでいます。)
当初2026年3月末までに人口カバー率96%を目指すとしていたところを、5年前倒しで
『2021年夏ごろまでに人口カバー率96%を目指す』と目標を上方修正しています。
この一年で使い勝手は飛躍的に改善しました。
これは実際使ってみて間違いありません。
しかしこの使い勝手の部分は当然ひとりひとり違いますので、自分の感覚で使ってみる必要があります。
一年無料の期間は料金が発生せずにこのお試しをすることが出来る期間なので、活用しない手はありません。
当初から契約者300万人までのキャンペーンとしていました。
2021年3月現在で、ついに4月7日をもってキャンペーン終了が告知されました。
検討中の方はぜひお早めに契約してください。
楽天アンリミット×モバイルルーターおススメの理由②:モバイルルーターについてのキャンペーンもあるから。
楽天アンリミットでは、モバイルルーターを利用したい方に特化したキャンペーンも実施していますので、こちらを利用すればさらにお得にモバイルルーターを利用することができます。
最初の回線をモバイルルーターで申し込んだ場合、一年無料キャンペーンと同時にモバイル端末が実質無料になる
『だれでも実質0円お試しキャンペーン』
を実施しています。
対象機種がこちら。
『Rakuten WiFi Pocket』です。
コンパクトかつ軽い本体設定で、手軽に持ち運ぶことができます。
なんといっても小さいので持ち運びに便利です。
キャンペーンで通常本体価格9,980円が今なら1円で購入可能です。
さらにアンケート回答で1ポイントが還元され、実質無料で購入することができます。
『いきなり乗り換えは不安…。』
という人もお試しで使う事ができますし、モバイルルーターなら家族のだれでも繋ぐことができますので、みんなで楽天モバイルをWi-Fiで使うことができます。
他社のモバイルルータとどちらがお得?
『楽天モバイルのWIMAXを使いたい。』
『楽天モバイルのポケットWi-Fiを使いたい。』
という声を聞くことがありますが、正確にいえばこれは間違いです。
WIMAXはUQが、ポケットWi-Fiはワイモバイルが提供しているサービス名称なんです。
けっこう混ぜこぜになってしまっている人が多いようなので、ご注意ください。
『楽天モバイルのモバイルルーターを使いたい。』とか
『楽天モバイルのモバイルWi-Fiルーターを使いたい。』というのが正確でしょう。
つまり何が言いたいかというと、モバイルルーターは各社が提供していて楽天モバイルだけではないということです。
もちろん他のモバイルルーターも内容をしっかり確認して、比較検討する必要があるでしょう。
紹介した2社のモバイルルーターと比較してみましょう。
キャリア | UQ WiMAX | Pocket WiFi | 楽天アンリミット |
月額料金 | 3,880円 | 3,696円 | 最大2,980円 |
通信容量 | 上限なし。 (※3日で10GB以上利用制限あり。) | 7GBまで (※3日で10GB以上利用制限あり。) | 上限なし (※1日で10GB以上利用制限あり。) |
速度制限 | 最大1Mbps | 最大128Kbps | 最大1Mbps |
契約年数 | 2年 | 2年 | なし |
条件は楽天アンリミットが一番良い!
表を見ていただくと分かると思いますが、他社のモバイルルーターはかなり条件が厳しくてあまりおススメできるものではありません。
WiMAXとPocket WiFiは契約期間がないプランもありますが、そちらを選ぶとかなり月額料金がかかるので現実的ではありません。
そして両方とも通信についてもLTEとハイスピードモードがあるので、そちらにも注意する必要があります。
楽天アンリミットの条件で一番注意したいのは、通信エリアの問題です。
繋がらなければ意味がないので、その意味でも一年無料期間がある今のうちに申し込みましょう。
無料期間が終わったとしても、3社の中で一番安くお得に使えるのは楽天アンリミットです。
楽天アンリミットをモバイルルーターとして使う上での注意点。
楽天アンリミットを使う上での注意点がいくつかありますので、ここからはそちらを紹介していきます。
楽天エリアについての注意点
前項でも少し触れた通り、楽天モバイルの現状の最大の注意点は楽天エリアの問題です。
新プラン楽天アンリミットVIは、20GBを超えても月額の上限2,980円というプランです。
上限を超えた場合、通信量・料金ともにそれ以上増えることはありません。
しかしこれは
『楽天エリア』に限った話。
まだ楽天エリアが整備されていないエリアは
『パートナーエリア』としてKDDIが回線を提供しています。
このパートナーエリアだと月の通信量量が5GBに制限されてしまいます。
かなりエリアの拡充がすすんでいますが、まだエリアに入っていない地域もあるはず。
その確認も兼ねて一年無料キャンペーンでお試し利用しましょう。
1日で10GB以上利用で最大1Mbpsへ通信制限あり。
こちらは公式には発表されていませんが、一日の利用が10GBを超えた場合には最大1Mbpsへ速度が制限されるようです。
しかしこちらの通信制限はUQ・ワイモバイルの制限に比べると、1日で10GBまでなので緩めの制限といえます。
他の2つのキャリアでは3日で10GB利用で制限がかかりますので、その点はかなり条件が緩いといえます。
楽天モバイルにはプラチナバンドが割り当てられていない点も注意。
通信エリアのことではもうひとつ注意点が。
楽天モバイルには2021年3月現在まだ
『プラチナバンド』が割り当てられていません。
プラチナバンドは建物内や地下などの障害物がある場所でも繋がる電波のことです。
スマホの利用はいつも屋外であるわけではないですよね。
建物の中でも安定してつながるようになるためには、このプラチナバンドは非常に重要です。
まだこのプラチナバンドを国からもらうことが出来ない楽天モバイル。
そのかわりもパートナー回線がはたしています。
楽天モバイルを使う上ではこのパートナー回線は意味が大きいのです。
当面プラチナバンドがもらえていなくても、パートナーエリアがあれば屋内での利用などにも不安はありません。
絶対に覚えておいてほしいのは、
『プラチナバンドが割り当てられていないのに、パートナー提携が解除された場合は即解約!』
という点です。
エリアごとに人口カバー率が70%を超えた場合は、パートナーエリア提携解除の協議にはいることになっています。
2020年10月時点で東京・大阪・奈良の一部地域で、パートナーエリアの提携が解除された地域がありました。
この地域では屋内の通信ができなくなったり、屋外でも繋がりづらい所があったり普段の利用もままならない状態になったようです。
自社回線の整備も完了していない・プラチナバンドも割り当てられていない状態で、このパートナーエリアを解除してしまってはキャリアとして失格です。
こういった場合は迷うことなく解約してしまって良いでしょう。
この問題に対しての情報のアンテナは常に張っておく必要があります。
まとめ:より手軽に楽天アンリミットを試すにはモバイルルーターが最適。
というわけで楽天モバイルを、モバイルルーターで使うメリットと注意点についての記事でした。
- 楽天アンリミットは一年無料・2,980円上限で使い放題。
- 楽天アンリミットの問題点は通信エリアが狭い事なので、モバイルルーターでお試しすることができる。
- 他社のモバイルルーターと比較しても条件が圧倒的にお得!
- モバイルルーターのキャンペーンも実施しているのでお得!