こんにちは。チチ猫です。
2020年の年末から、様々なキャリアの新プランが続々と発表されてワクワクしているマニアです。
MNP歴5年目5社目なんですが、ついにこういう時代が来たか…と嬉しくて仕方ありません。
ワクワクしている理由は、今までなかなか実際に実感できるほどの値下げがされてこなかった料金プランに、はっきりと値下げの意思が見えてきたこと。
ユーザーとしては、うれしい限りですよね!
あなたも
『どのプランに乗り換えるとお得なんだろう…』
って興味をもっているはず。
今回、ワイモバイルでプラン改訂された
『シンプルプラン』の内容が、まさに価格破壊レベルの衝撃プランでした。
人気の高いワイモバイルが発表した、料金プラン。
あなたも気になっていますよね?
今回の記事では、こんな疑問にお答えします。
- ワイモバイルの改訂された『シンプルプラン』の詳細。
- どの辺が価格破壊レベルの衝撃プランなのか?
- UQモバイルとの比較。
- 楽天アンリミットVIとの比較。
- 『シンプルプラン』を選ぶメリットがある人はどんな人?
さまざまなキャリアがプランを発表してきたうえで、ワイモバイルはプランを一番最後に改訂した形です。
じゃんけんで言う一番後出ししたわけです。
例えば誰かとじゃんけんをやるのに、あなたが”後出しをして良い!”ってルールだったら…絶対負けませよね。
相手の出方がわかっているから。
それと同じように、キャリアの新プラン発表は後出しが圧倒的に有利です。
昨年から様々なプランが発表されて、あなたも
『あとから出たプランのほうがお得に感じる…』
と思ったことありませんか?
後からプランを出せば、先に出ていたものをちょっとでも超えていれば、非常にお得な印象を植え付ける事ができるものです。
しかし、よく調べていくと他のキャリアと条件をそろえると結局一緒だった・・
なんてなるとガッカリする印象を与えてしまうのも、後出しの怖いところ。
実はワイモバイルの新プランって、だいたいガッカリすることが多かったんですよね。
それは、ライバルであるUQモバイルと結局いっしょの価格になるように設定されているから。
今までのプランの作り方は、ほとんどそうでした。
しかし、今回の新プラン『シンプルプラン』の改訂はワイモバイルの本気度を見た気がします。
私は、ワイモバイルも使っていました。
使っていたからこそわかる、ワイモバイルのメリットも後半でお伝えしますので、最後までご覧いただけると幸いです。
詳細について調べていきましょう。
Contents
ワイモバイルが新料金プランを改訂。もはや価格破壊レベル。
さっきから、『価格破壊』と強い言葉で紹介していますが一体どの辺が価格破壊なのか…。
プランにおいてSプラン(3ギガ相当)で、1,000円を切るプランがいくつかでてきました。
まず、この料金帯に達したプラン自体が価格破壊に挑戦していると思います。
通信品質が高品質である、大手キャリア・サブブランドとして初めてSプランで1,000円を切る価格を提示してきました。
ついにです!
そして、今回のプラン。なんといってもライバルのUQモバイルの価格を下回るプランになったから。
正直驚きました。
UQモバイルの『くりこしプラン』も、家族割なしでも安いプランとして評価されました。
通常UQモバイルが安いプランを発表すると、そこに合わせるのがワイモバイルのやり方。
はっきりと、ライバルUQモバイルを下回るプランを提示してきたのは、あまり記憶にありません。
改訂後のシンプルプランの料金表
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
月額料金 | 1,980円 | 2,980円 | 3,780円 |
おうち割or家族割 | -1,080円 | ||
割引後料金 | 900円 | 1,900円 | 2,700円 |
通信容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
容量超過時の通信速度 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | |
5G対応 | 〇 | ||
通話料 | 20円/30秒 |
改訂された内容について。
昨年12月発表のものと比較して改訂されたのはどの部分でしょうか。
①おうち割or家族割の部分が増額されて、-1,080円に!
改訂前のプランだと、割引額が500円だったものが倍以上の-1,080円になりました。
これによって、Sプランでは2回線目以降の月額料金が3桁900円になり、大きなインパクトを残しています。
②Mプラン・Lプランの通信容量が+5GB
大手キャリアが発表したプランのスタンダードは20GBで2,980円でした。
Lプランの25GBで2,700円は、その価格帯を意識しているものです。
割引き適用の場合ではありますが、大手より大きな通信容量で安く利用することができる優れものです。
シンプルプランの通話料について。
シンプルプランは無料通話がついていません。
この部分は改訂前と変化なし。
だれとでも定額 | 700円/月 | 10分かけ放題 |
スーパー誰とでも定額 | 1,700円/月 | 国内完全かけ放題 |
シンプルプランのサービス開始はいつから?
ワイモバイルの新プラン『シンプルプラン』の提供は、
2021年2月18日です。
併用できるキャンペーン・サービスなど。
以前のプランから利用できていた、併用できるキャンペーンやサービスなども今回ではほとんど引き続き併用できます。
シェアプラン
シンプルプランを契約する親回線に対して、通信容量をシェアする子回線を持つことが出来るシェアプラン。
これもシンプルプランで利用可能です。
子回線にも月額料金がかかりますが、割引された料金で利用できますので合算した容量で収まるようなら、通常に二人がバラバラに契約するより安くなります。
親回線プラン | 月額料金 | 制限になるまでの通信容量 | 追加料金 | |
加入月 | 加入翌月以降 | |||
シンプルS | 980円 | 3GB | 3GB | 500円/0.5GB |
シンプルM | 490円 | 15GB | ||
シンプルL | 490円 | 25GB |
おうち割でんきセット(A)
ワイモバイルと対象のでんきサービスを利用すると、毎月100円割引になるサービスです。
※25か月目以降は毎月50円割引きになります。
ワイモバ学割
2021年2月18日からシンプルプランM・Lを、ワイモバ学割の対象プランに追加します。
ワイモバ学割は、5~18歳のユーザーが対象プランに加入すると、翌月から12か月間月額料金を1,000円割引するもの。
シンプルプランSは対象外です。
シンプルプランM | シンプルプランL | |
家族割適用後 | 1,900円 | 2,700円 |
ワイモバ学割 | -1,000円 | |
学割適用後 | 900円 | 1,700円 |
スーパー誰とでも定額
契約者が60歳以上の場合、国内通話が完全無制限になる『スーパー誰とでも定額』を月額料金1,700円から月額1,000円に永年割引されます。
シンプルプランとUQモバイルとの比較をしてみる。
先ほども言ったように、永遠のライバルUQモバイルも少し前に『くりこしプラン』を発表しています。
このプランはすでに2月1日から申し込み受付を開始しています。
くりこしプランS | くりこしプランM | くりこしプランL | |
月額料金 | 1,480円 | 2,480円 | 3,480円 |
基本データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
容量超過後&節約モードの速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
こちらが『くりこしプラン』の料金表です。
ワイモバイルのシンプルプランとの大きな違いは、家族割がないこと。
比較として家族3人で契約した場合の料金差を見てみます。
シンプルプランS | くりこしプランS | |
主回線 | 1,980円 | 1,480円 |
2・3回線目以降 | 900円×2₌1,800円 | 1,480×2₌2960円 |
3人家族合計 | 3,780円 | 4,440円 |
このように家族割の適用がある『シンプルプラン』は、同じ家族3人でも660円の差がでます。家族でまとめて乗り換えるならワイモバイルの方がお得です。
くりこしプランの独自のメリットは、その名の通り余ったデータを翌月に『くりこし』できることと、節約モードでデータ通信をカウントフリーにすることが出来る事です。
しっかり節約して使いたい!という人にはくりこしプランはおススメですが、単純に安く使いたい!という人はワイモバイルの『シンプルプラン』を選択するべきでしょう。
シンプルプランと楽天アンリミットVIと比較してみる。
続いて1月29日に新プラン、『楽天アンリミットVI』を発表して話題になった楽天モバイルと比較してみましょう。
楽天アンリミットVIは、それまでの一律2,980円(データ無制限)から、データ利用量によって料金が変わる従量制プランに変更されました。
通信容量 | 料金 |
0~1GB | 0円 |
1~3GB | 980円 |
3~20GB | 1,980円 |
20GB超過~無制限 | 2,980円 |
上記は楽天アンリミットVIの料金表になります。
驚きは1GBまでの容量は0円になるプランというところです。
しかし、正直この通信容量で足りることは難しいと思いますので、現実問題として比較するのは3GBまでのプランになります。
この価格帯においてもワイモバイルの『シンプルプラン』の方が90円安くなります。
楽天とワイモバイルなら現状はワイモバイルをおススメします。
正直、楽天アンリミットとワイモバイルではどちらを選択すべきかというと、
現状での正解はワイモバイルになります。
改訂前のシンプルプランでは、高すぎて楽天アンリミットにも分がありましたが、この価格まで下げてきたシンプルプランにおいては迷わずワイモバイルを選択すべきです。
使っていたからわかるワイモバイルがおススメな理由
理由はズバリ通信品質!
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドとして、大手キャリアと変わらない通信品質を確保しています。
大手キャリアと同等の高速通信が可能で、この価格。
冒頭でも書いたように、『価格破壊レベル』といえるのはこの部分です。
参考までにこちらのグラフをご覧ください。
出典サイト:格安SIMの通信速度測定
ある日のワイモバイルの通信速度をグラフにしたものです。
通信速度って場所・日時にももちろん左右されるものなので、ぜったいあなたの地域でもこのくらい出るよ!
とは言い切れる代物ではないんですが、人口カバー率99%に達しているソフトバンクと同じ通信品質なので、安心して使う事ができるのは間違いありません。
格安SIMにありがちな、昼休み時間帯に1Mbps切ってしまって使い物にならない…
なんて状態はマジで一度もありませんでした。
この部分は信頼にあたるでしょう。
まったく楽天アンリミットは選ぶ価値がないのか?
高品質で低価格。
この究極に挑戦した形の、今回のワイモバイルの新プラン『シンプルプラン』。
では先ほど比較した楽天は、全く選ぶ価値がないといえるでしょうか?
否。
私は楽天アンリミットが現在開催している、『一年無料キャンペーン』は絶対利用するべきだと考えます。
通信品質に不安があるからこそ、一年間も無料でお試しが出来るようにしている状況です。
メインではありません。
ぜひ、サブ回線として契約してみましょう。
チョット話がそれている感じがしますが、
- メインとしては安定しているワイモバイルを…
- サブ回線として無料で使える楽天モバイルを…
少なくとも一年間無料でこの状態で使えるのですから、これを見逃す手はありません。
まとめ:今後も価格破壊が促進されることを希望します。
2020年下半期から続いてきた、新プラン発表合戦も今回のワイモバイルの
『シンプルプラン』をもって、いったん全ての主なキャリアのプランが出そろった形になりました。
いままで、UQと足並みをそろえてきたワイモバイルですが、はっきりと価格差を設けてきたところに並々ならぬ決意を感じます。
現状では、
一連の新プランを比較してだした私の結論です!