当たり前ですが、大手キャリアからUQモバイルに乗りかえた場合も端末の故障・経年劣化などによる機種変更はつきものです。
中には端末はそのままに乗り換えを実行した人も多いと思いますので、新規で端末を購入した場合より当然不具合になる時期が早い可能性は高いので、機種変更を検討する方も多いかもしれません。
一番気になるのは端末を購入したことによって
『月額料金がどのくらい上がるのか?』
というところです。
大手キャリアで機種変更した場合、端末の分割料金なども月額料金に加算され毎月の料金が高額になっていた人も多いと思います。
せっかく節約のために乗り換えを実施したのに、機種変更したらまた端末代が加算され結局あまり変わらなかった・・
ではあまり乗り換えた意味がなくなってしまいます。
UQモバイルで機種変更した際の月額料金の変化。
手順と注意点をまとめます。
Contents
端末購入にはマンスリー割が適用される。
UQモバイルの端末購入には
『マンスリー割』という割引が適用されます。
端末の代金を24か月に渡り割引してくれます。
中には24か月使い続けることで実質108円!になる端末もある大変お得な割引です。
ちなみにこのマンスリー割は、無料通話がついてくる『おしゃべりプラン』・『ぴったりプラン』のみに適用されます。
『データ高速+音声通話プラン』・『データ無制限+音声通話プラン』という無料通話はついていないプランもありますが、こちらではマンスリー割は適用外となります。
マンスリー割適用の実例
実際マンスリー割が適用されることで月額料金はどのように変化するのか?
2019年8月現在で取り扱いのある機種から
HUAWEI P30liteを例に取り上げてみます。
色々あって大手キャリアなどで取り扱いが見送られているHUAWEIのP30lite。
しかし、コスパの良さで人気は依然として高いPシリーズの最新機種です。
支払いのイメージはこちら。
こちらの機種は本体価格31,644円となっています。
分割払いの場合初回のみ1836円。
それ以降は1296円の計24回払いとなります。
そしてこの機種の場合のマンスリー割の金額は216円/月となります。
この割引を受けると最初の月は1620円。
2か月目以降は1080円の支払いになります。
この端末料金を月額基本料に加算すると上の表のようになります。
割引料金は機種・時期によってことなる。
マンスリー割の割引額は機種ごと、時期によって異なります。
端末購入を検討する段階でしっかりと確認することが必要です。
例えばもっと割引額が大きい機種でいうと同じHUAWEIからnova2という機種があります。
分割で月々の支払いが1296円になります。
この機種の場合はマンスリー割による割引が1296円になります。
・・そうなんです!毎月のマンスリー割で±0になってしまうんです!
初回の分割の支払いだけ1404円になっているので、その月のマンスリー割の不足分が108円。
24か月使い続ければ実質108円でこの端末は購入できます。
つまり、月々の支払いは月額料金のみ。
端末を購入したことによる加算がなくなるのです。
端末にはあまりこだわりがない。
とにかく安い機種が良い!
という人はこういった機種を選択することをおススメします。
機種変更にもマンスリー割は適用される。
ちょっと話がそれましたが、マンスリー割がどのように適用されるのかご理解いただけたかと思います。
これを解説したのは
マンスリー割は毎月の分割分を割引しているので、
機種変前の端末の残債があるとそれを清算しないといけない。
また、
機種変更した場合もまったく同じようにマンスリー割は適用される。
という2つのポイントがあるからです。
これをふまえて実際の機種変更をした場合の料金の変化を確認していきます。
機種変前の端末の清算はどうなる?
まず大前提、分割払いにしている場合6か月以内での機種変更でさらに分割払いを選択することが出来ません。
6か月以内で機種変更をしたい場合は
- 端末の残債を一括清算する。
- 新しい端末を一括購入する。
とどちらかを一括で払う必要があります。
マンスリー割は旧端末は適用外になる。
6か月目以降で機種変更する場合は、旧端末を分割払いにしていればそのまま分割を継続することができます。
ただ、新端末でもマンスリー割を適用したい場合
旧端末のマンスリー割は停止されます。
先ほどのnova2の例でみると
毎月1296円を分割で支払っているところをまるまる1296円割引を受けていたのですから、割引がなくなればその1296円は毎月払わなければいけなくなります。
毎月の料金がそれだけあがってしまいますので、それが嫌であればマンスリー割を受けられない分の残債は清算する必要があります。
たとえば購入1年で端末が故障して、機種変更したい場合旧端末のnova2の残債は1296×12=15,552円あります。
残債については機種変を行うタイミングによって違ってきますので、それぞれ確認する必要があります。
機種変した場合、旧端末のマンスリー割は受けられなくなるので、そのまま分割払いを続ける場合は、旧端末の分割金が毎月の料金に加算される。
機種変更にかかる費用
機種変更にかかる費用としては
①機種変更手数料 3240円がかならずかかります。
新機種のマルチSIM発行手数料として3240円がかかります。
現行の機種でマルチSIMを利用している場合、実際は不要なわけですが機種購入毎にSIMは発行されますので、この出費は避けられません。かならずかかる費用のひとつです。
②旧端末の残債分
加算される可能性のある費用としては、先ほどまで説明していたマンスリー割が解除となった旧端末の残債分の分割金です。
月額料金にどのような変化があるかはひとそれぞれ違いますので、確認したい場合はお客様センターに確認しましょう。
機種変更はどこでする?
UQモバイルで機種変更をする方法はいくつかあります。
①電話で申し込む
UQモバイルの機種変更受付センターに電話で申し込むことができます。
0120-951-754(フリーコール)
※9:00~20:00(年末年始を除き年中無休)
- 電話番号
- 氏名
- 契約住所
- 生年月日
を伝えて申し込みを電話ですることができます。
2~3営業日で宅配便で端末が届きます。
同梱されているSIM切り替え手順の資料にそってSIMの切り替えを行います。
②オンラインショップで機種変更
下記のサイトからオンラインで申し込むこともできます。
- 本人確認書類
- 支払い用のクレジットカード
申し込みに伴い本人確認とクレジットカードが必要になります。
確認書類は
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 身体障害者手帳または療育手帳、または精神障がい者保健福祉手帳
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 健康保険証+補助書類
の中から選択できます。
なお、電話・オンラインショップでの申し込みの場合支払いはクレジットカードのみとなりますので、ご注意ください。
口座振替を希望の場合は店舗での申し込みが必要になります。
③取り扱い店舗での申し込み
全国にあるUQスポット・取り扱い店舗で申し込みができます。
端末購入ですので、実際触って決めたい。
申し込みに関して不安な点がある・サポートしてもらいたい人は最適です。
まとめ
UQモバイルの機種変更に関してまとめてみました。
事務手数料などわかりやすい費用がある一方で、マンスリー割が関わっている関係で残債などについてはちょっとわかりにくくなっています。
良く確認することが必要です。
UQモバイルは発足当初の機種変更が出来ない状態から、ネット・電話・UQスポットと方法も拡充しながら、悪く言えば
機種変更ニーズのある顧客も逃がさないようにサービスを充実させています。
長くUQモバイルを使い続けたい人には大きなメリットですね。