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UQモバイルをすすめる理由。
当サイトではUQモバイル・Yモバイルといったいわゆるサブキャリアとよばれる2つのキャリアをおススメしています。
理由は簡単。
通信速度と低料金のふたつを実現しているキャリアだから。
日本における携帯通信は3大キャリアが牛耳ってきました。
スマホが登場してから通信料金は右肩上がり。あっという間に家計を圧迫する要因になりました。
しかし、設備投資の企業努力もありスマホという『手のひらPC』で通信する際にストレスを感じることが少ない安定した通信を実現するまでになりました。
3大キャリアの通信は速度・安定感を実現しており、そのために通信費に高額な支払いをしてもやむなしという状況がつづいてきました。
2000年台に入ると『格安SIM』と呼ばれるMVNOの台頭によって、スマホ定料金時代が到来しつつあります。
しかし、『格安SIM』は低料金を実現していますが、大手キャリアに比べて通信速度の遅延が問題です。
安くても速度が遅くてイライラしてしまうようでは、乗り換えの満足度はあがりません。
特に通信が混雑する昼休みや夕方の時間帯などは、1Mbpsをきるような通信の遅延をみせることもあります。
この点は『格安SIM』の低評価の一番多い意見になっています。
サブキャリアの通信は大手と一緒。
UQモバイル・Y!モバイルはそれぞれauとソフトバンクのサブキャリアと呼ばれ、同じ通信回線を利用しています。
通信品質については大手キャリアから乗り換えても、遜色のない速度と安定性を実現しています。
これだけの通信品質でありながら、料金は大手キャリアにいた頃と比べると3000円~4000円も安くなります。
そこまで重い通信を利用することはないといっても、普通にヤフーのトップページを閲覧するのにずーっとぐるぐるマークが出っぱなしでは乗り換えの満足度がグーンと下がってしまいます。
格安SIMでは解決できない通信速度の問題は、乗り換えした際のおおきな差になります。
UQモバイルのデメリットとは?
じゃあ、どんな人でも大手キャリアからUQモバイルに乗りかえればデメリットなく満足のいく結果が得られるのかといえばそうではありません。
ここからはどんな人にとってUQモバイルはデメリットがあるのかパターン別にみていきます。
①通話を多くする人。
まずUQモバイルに乗り換えで損をする可能性があるのは、通話を多くする人です。
理由は簡単。
大手キャリアでは普通に利用することができる通話し放題プランがUQモバイルにはないからです。
大手キャリアではどこにどれだけ電話しても完全無料の『通話し放題プラン』が存在しています。
UQモバイルにも通話し放題プランがありますが、完全通話し放題ではありません。
2019年現在UQモバイルの通話し放題プランは2種類のみ『おしゃべりプラン/ぴったりプラン』の二つしかありません。
おしゃべりプランは一回5分以内の通話が何度でもかけ放題というもの。
ぴったりプランはUQモバイルの通信容量によって無料通話時間が決まるタイプ。Sプランは60分。Mプランは120分。Lプランは180分の無料通話時間がついてくるというものです。
仕事で電話を頻繁に使うという人には不向きになってきます。
ちなみに格安SIMのほとんどが同じような状況で、通話が多い少ないという部分は乗り換えの際の重要なチェックポイントです。
大手キャリア以外で完全無制限で通話プランがあるのY!モバイルのみです。
Y!モバイルは『スーパーだれとでも定額』というオプションがあり、各プラン一律月額1000円で利用できます。
通話料が気になるという人はこちらの利用がおススメです。
※UQモバイルにも2019年12月から完全かけ放題オプションが登場しました。
詳しくはこちら⇩
②大容量プランが必要な人。
大手キャリアではこぞって大容量プランを用意しています。
UQモバイルのプランでは2年間はLプランなら増量オプションをたして21GBを利用することができます。
この容量だと大手キャリアで50GB近くの大容量を利用してきた人には物足りないかもしれません。
対策1 節約モードを利用する。
UQモバイルには節約モードが用意されています。
通常最大225Mbpsの通信を最大300Kbpsに切り替えることでギガを一切消費することなく通信することができます。
ただ通信速度は大幅に遅くなってしまいますので、軽めの通信しか利用できません。
動画の閲覧も低画質に落とせば見れるかなぁくらいのレベルです。
通信の利用方法は人それぞれ違いますので、節約モードで快適に通信利用できるかどうかは一概には言えませんがうまく利用することで消費データを節約できます。
データを節約できればUQモバイルでは使い切らなかった容量を翌月に繰り越すことができます。
対策2 重い通信はWi-fi環境で。
アプリのダウンロードや動画や画像などを含んで大容量なデータのダウンロードは自宅・公共・勤務先などWi-fi環境を利用しましょう。
出先でどうしてもアプリのダウンロードをしなければいけない場合など出てくるかもしれません、出来る限り自分の行動範囲の中でWi-fiが使える場所を普段から把握して確保するようにしておきましょう。
③キャリアメールが有料になる。
これは限定的かもしれませんが、UQモバイルで提供されるキャリアメールアドレスを利用する場合には月額200円がかかります。
大手キャリアは通常キャリアメールの利用に料金は発生しませんので、どうしてもキャリアメールを利用したい人には余計な出費になるかもしれません。
しかし、キャリアメールを使わなくともGmailなどのフリーメールを利用することも一つの手段ですし、家族や友人とのやり取りもLINEなどを利用することが主流になりつつありますので、そこまで不便を感じることはないかもしれません。
大手キャリアから乗り換えるとほとんどの『格安SIM』ではキャリアメールが用意されていないのが現状です。
MNPすると決めたなら、キャリアメール以外の連絡手段を確保しておきましょう。
その先また乗り換えを実施する際も毎回その点について悩まなくて良いのでおススメです。
まとめ
UQモバイルのデメリットとして代表的な
①通話無制限プランがない。
②大容量プランがない。
③キャリアメールが有料。
などをあげました。
これらのデメリットは大手キャリアからそれ以外のキャリアに乗り換えたときに発生する一般的なデメリットといえます。
特に通話については意識して対策しておかないとせっかく基本料は削減できたのに、トータルでは高額になってしまう可能性もあるので注意が必要です。
とはいえデメリットがあることをしっかり把握して管理して利用していれば、月々の料金の削減幅は大きいのでそれほど気にしないでもよくなるかもしれません。
また、UQモバイルの最大のメリットは『通信速度が速い』ことですので、デメリットをしっかり管理できれば大手キャリアと変わらない使い勝手で快適なスマホライフを送れることでしょう!