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ドコモからUQに。メリット編。
①毎月の料金が安くなる。
大手キャリアも毎月の料金を下げるプランを発表して、格安スマホ勢を意識した料金設定をしてきています。
しかし、まだまだ料金差は存在していて最安プランで比較してもUQモバイルのほうが2~3千円安い設定になっています。
料金比較例
2019年10月からの総務省の指導に伴いいち早くドコモが導入したプランが
『ギガホ』と『ギガライト』です。
複雑な料金プランを是正するためシンプルに2種類のプランだけになりました。
格安スマホへの乗り換えを検討している人は比較的ライトユーザーが多いと思いますので、ギガライトを例に比較します。
HP上でみると月額料金”1980円ですむのかな?”という感じで書かれていますが、1980円ですむのはみんなドコモ割を適用した場合の1GBまでの料金プランなので、さすがにギガが足りなくなるでしょう。
UQモバイルの通話込みプラン『おしゃべりプラン』、『ぴったりプラン』の場合は料金設定は次のようになります。
同じ条件(3GBの契約)で比較すると
ドコモ=3,980円。
UQモバイル=1,980円。
さらにドコモの場合通話に関しても『音声オプション』が必要になりますのでその分加算されます。
かけ放題オプション・・月額1,700円
5分通話無料オプション・・月額700円
5分無料オプションを加算したとして月々2,700円UQモバイルの方が安くなります。
※UQモバイルの料金は『イチキュッパ割』が適用されているので、1年後からは2,980円になります。
さらに端末の値引きに関しても今後総務省令をうけて改正が入ると思いますが、端末の値引きは実質ほとんどなくなるとのことですので、こちらにドコモの場合端末代金が毎月の加算になる場合があります。
UQモバイルの端末は実質540円の料金プランなども今のところありますが、そのあたりがどう対応するかは今後注目すべき点です。
②通信速度は大手キャリアと変わらない
大手キャリアの速度・通信が安定しているというのはほとんどの人が体感していることだと思います。
一番乗り換えで差を感じで後悔の原因になるのは、この部分だとおもいます。
格安SIMは通信が遅い・・。
これが通説になりつつあります。
しかし、
UQモバイルの通信なら大手キャリアと同等の速度と安定を体感できます。
他の格安SIMと比較して。というメリットになりますが、このメリットは非常に大きいです。
通信が遅くてイライラというストレスを感じることはほとんどないと思います。
通信速度に関してはお試し出来る『Try UQ』というものもあるので、不安がある人は一度試してみると安心です。
UQモバイルの通信エリアの調べ方。不安があるならTryUQでお試しがおススメ!
③節約モードでデータ消費を節約できる。
いくつかの格安SIMはデータ消費を節約できる節約モードを搭載しています。
UQモバイルの場合はこのモードに切り替えると最大300Kbpsでの通信になりますが、データ消費が一切なくなります。
当然ある程度制限された速度なので、使い方は制限されてしまいますがデータ消費を気にせず”垂れ流し”状態でも良いっていうのは大手キャリアにはない感覚で結構便利です。
ドコモからUQへ。デメリット編。
つづいてデメリットについてみていきます。
使い方によっては『デメリット』というよりは『注意点』というべきものです。
乗り換えてから『そんなこと聞いてなかった!』
といっても遅いので、しっかり確認してから乗り換えましょう。
①電話の使い放題がない。
大手キャリアの通話については、完全無制限で通話し放題のプランがありますので、もはや電話することに料金がかかる感覚を忘れている人も多いかもしれませんが
UQモバイルには通話無制限のプランはありません。
通話については『おしゃべりプラン』、『ぴったりプラン』の2種類しかありません。
おしゃべりプランは5分以内の通話であれば何回でも通話無料になる。
ぴったりプランは月の通話が
Sプラン・・60分
Mプラン・・120分
Lプラン・・180分
※増量オプション適用時
この時間以内であれば無料になるものです。
大手キャリア以外で完全通話し放題プランがあるのは、Y!モバイルだけです。
通話時間が結構多いという人は注意が必要です。
②選べる端末が限られる。
大手キャリアなら買える最新端末がUQモバイルだと買えません。
iPhoneならiPhone7もしくはiPhone6s。
Andoroidなら
- HUAWEI P30 lite
- Galaxy A30
- HUAWEI nova lite3
- AQUOS sense2
- OPPO R17 Neo
- HUAWEI P20 lite など
いずれも最新機種・ハイエンド機種というわけではありません。
・・が普段使いに全く問題ないコスパの良い機種がそろっています。
あまり最新機種にこだわりがないという人なら問題ないとおもいますが、どうしても最新機種じゃなきゃ嫌だ!という人は注意が必要です。
こちらも総務省令にのっとって端末の値引きに関ししても制限が設けられることになっています。
iPhoneなどについてはキャリアで買ってもそれほど端末値引きがないのであれば、Apple storeなどで購入してUQモバイルで使えば、ランニングコスト削減になるかもしれません。
総務省の指導に対応した端末の値引きや、新プランはこれからどんどん発表されるとおもいますので、注目です。
③キャリアメールが使えなくなる。
ドコモのキャリアメールを使っていた場合、キャリアメールはつかえなくなります。
こちらはMNPしてもどうしても引き継げないので注意が必要です。
UQモバイルにも@uqmobile.jpのキャリアメールがありますが、月額200円のオプションサービスになってしまいます。
MNPを考えている方なら今後の乗り換えにも対応できるようにフリーメールなどを取得して普段のやり取りをそちらでやるようにしておいたほうがよいかもしれません。
④最低利用期間が長い
『おしゃべりプラン』『ぴったりプラン』の最低利用期間は2年間、自動更新になります。
多くの格安SIMの最低利用期間は1年ほどのものがほとんどです。
UQモバイルの契約形態は大手キャリアのものと変わりません。
長期契約にデメリットを感じるひとには不向きです。
⑤年々利用料金が上がる。
UQモバイルは新規契約時から『イチキュッパ割』を適用して1,000円の割引をしています。
契約から1年後からは基本料が1,000円あがります。
また、UQモバイルの通信容量は
Sプラン・・・3GB
Mプラン・・・9GB
Lプラン・・・21GB
ですが、これはキャンペーンの『増量オプション』で通信容量を増量した状態での話です。
2年間はこの増量オプションを利用しても無料です。
2年後からは
Sプラン・・・2GB
Mプラン・・・6GB
Lプラン・・・14GB
にさがってしまいます。
1年後・2年後と料金面、通信面でもだんだんと恩恵が受けられなくなります。
長期利用には向かないといえるかもしれません。
⑥UQモバイルには大容量プランはない。
ドコモの新料金プランの『ギガホ』では通信容量が30GBあります。
UQモバイルの場合、最大のLプランでも21GB。
これは増量オプションを適用しての容量ですので、もっと大容量のプランが必要なひとには物足りないかもしれません。
ドコモからUQモバイルへ。乗り換え手順。
デメリットを把握して納得いけば、乗り換えになります。
実際の乗り換え手順を見ていきましょう。
ドコモからUQモバイル乗り換え手続き。
- ドコモにてMNP予約番号を取得。
- UQモバイルを契約して開通手続きをする。
基本的にはこれだけです。
①ドコモでMNP予約番号を取得。
まずドコモを解約するための『MNP予約番号』を取得します。
『MNP予約番号』とは、乗り換えの手続きに使う10桁の受付番号でこれを取得したからといって即解約というわけではありません。
実際にUQモバイルと新規契約をして乗り換えた時点でドコモは自動的に解約となります。
- 『MNP予約番号』を取得してもイコール解約ではない。
- 『MNP予約番号』の取得は無料。
- 『MNP予約番号』の有効期限は15日間。
- 有効期限が過ぎてしまったら、また取得できる。
ドコモでMNP予約番号を取得するには
- ドコモショップで取得。
- 電話で取得。
- MyDocomoからインターネットで取得。
の3つの方法があります。
ドコモショップに来店して取得。
基本的にMNP予約番号を取得するくらいの手続きでドコモショップへ行くのは手間です。
待ち時間も多い場合がありますし、解約する手続きをしに行くわけですのでちょっと気まずいかもしれません。
ネットか、電話が気軽で手っ取り早い方法です。
なお「一括請求/一括送付サービスの代表番号」または「3回線以上でファミリー割引をご契約の主回線」にあたる方はネットでの手続きが出来ないので電話・来店手続きが必須になります。
来店の際は当然本人が行きましょう。
本人確認書類をお忘れなく。
電話での取得。
電話での取得の場合は下記の番号での手続きになります。
携帯電話からは151へ。
一般電話からは0120-800-000。
受付時間=9:00~20:00。
これは単純な方法で、オペレーターに接続されたら解約の旨を伝えてMNP予約番号を教えてもらうものです。
こちらもオペレーターと会話していきます。
マニュアルに乗っ取り100%引き留めの案内もしてきますので、毅然と解約の意思を伝えましょう。
いちいち聞いていると時間がものすごくかかります。
MyDocomoから取得。
まず Mydocomoのサイトにアクセス。
画面下までスクロールします。
『携帯電話番号ポータビリティ予約』の項目があります。
プルダウンして『お手続きする』。→ログイン。
ページ一番したまで進み『解約お手続き』をクリック。
確認のチェックボックスが出てくるので、チェックを入れる。
『携帯電話番号ポータビリティを予約する』にチェックをいれます。
確認メールが必要な場合は利用するメールアドレスを入力してください。
画面した『手続きを完了する』をクリック。
完了画面に『MNP予約番号』と『有効期限』が表示されます。
これがわからないと手続きできませんので、スクリーンショットするか、メモして忘れないようにしておきましょう。
再度言っておきますが、この手続きで『解約』にはなりませんので、注意してください。
UQモバイルにMNP転入手続きをする
いよいよここからは乗り換え先のUQモバイルでの手続きになります。
流れは以下のようになります。
- UQモバイルにSIMカードを申し込む、端末セットを希望する人は端末を選んで申し込む。
- SIMカードが届いたら開通手続きを行う。
- UQモバイルが開通したらドコモは自動的に解約となる。
基本的な流れです。
乗り換える方法としては、店頭に行って申し込むかネットで申し込むかの選択ができます。
自分でやることに不安がある人は店頭にいって申し込みが無難です。
即日切り替えることもできます。ただ待ち時間等についてはその店舗の状況によりますので、忙しい時期・時間帯に行くとすごく待たされる可能性はあります。
ネットで申し込みをする場合、全て自分で手続きをしなければなりませんが、キャッシュバックの特典を受けることができます。
それほど難しい手続きではないので、ネット申し込みを基本的にはおススメします。
ネットの申し込みについて解説していきます。
まずは必要書類の準備を
店頭申し込みもネットでの申し込みも本人確認を要します。
必ず本人確認書類が必要になりますので、手続き前に用意しましょう。
有効な本人確認書類は以下のとおり。
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 身体障がい者手帳・療育手帳・精神障碍者保健福祉手帳
- 特別永住者証明
- 在留カード
- 健康保険証+補助書類※公共料金領収書・住民票・届出避難場所証明書・行政機関発行の領収書
なお、申し込みには次のものも必要になりますので用意しましょう。
- メールアドレス(キャリアのものは使えなくなりますので、フリーメールアドレスを取得しましょう。)
- 支払いに使うクレジットカードor銀行口座
- 取得したMNP予約番号
実際の申し込み記入
実際に申し込みの手順をみてみます。
出てくる項目に必要なことを入力していけば良いわけですが、主なものを抜粋して紹介していきます。
まずは、UQモバイルのサイトへ移動します。
『ショップ』の項目をタップすると『UQモバイル』と『UQ WIMAX』を選択するプルダウンになりますので、『UQモバイル』を選択してください。
端末ごと乗り換えるのか、SIMのみ乗り換えるのか選択しましょう。
端末ごとの場合は欲しい端末を、SIMのみの場合は適用のSIMカードを選択します。
今回はMNPの場合の解説なので、『契約方法』は乗り換え(MNP)を選択します。
つづいて料金プランを選択します。
無料通話がついている『おしゃべりプラン』、『ぴったりプラン』を選ぶ人がほとんどです。
さらにオプションの申し込みについてや、年齢確認などチェック項目がありますので、それぞれお客様に合わせて選択してください。
つづいては個人情報の入力になります。
生年月日や氏名とともに『MNP予約番号』の記入欄もあります。
取得したMNP予約番号を入力してください。
なお、個人情報の入力ミスなどは審査落ちの原因にもなりかねませんので、慎重にミスのないよう入力しましょう。
さらに請求先としてクレジットカード情報の入力をします。
※口座振替を希望される方は『口座振替依頼書』を提出する必要があります。
商品と一緒に送られてくるのでそちらを記入してください。
口座振替の手続きにはちょっと時間がかかります。
このあとは本人確認書類のアップロードの画面になります。
用意しておいた本人確認書類を登録してください。
ここまでくると入力した内容の確認画面がでます。
全ての項目を再確認して
最終的な契約内容確認のチェックボックスにチェックをいれてください。
おつかれさまでした。
これでUQモバイルの申し込みが完了しました!
登録しておいたメールアドレス宛に登録完了のメールがきますので、保管しておきましょう。
通常2~3日後くらいまでには商品が手元に届きます。
UQモバイルへ開通手続きを行う。
手元にUQモバイルの端末・SIMなどがきたとしてもまだ回線はドコモからUQにきりかわったわけではありません。
方法は2通りあります。
- 電話での切り替え。
- my UQmobileにログインしての切り替え
電話での切り替え
MNPの電話受付番号
0120-929-818
10:00~19:00
電話で依頼して切り替えの手続きをします。
手順に不安のある方にはおススメです。
ただ、日にちや時間帯によってはつながりにくい可能性もあります。
my UQ mobileからの手続き
基本的にはmy UQ mobileからの手続きをおススメします。
なぜならデータチャージやターボ切り替えなど今後UQモバイルを使っていく上で必須のサイトになるからです。
ログインを行って今後もサイトにアクセスできる状態にしておくことで、UQモバイルの機能をしっかり使うことができます。
my UQ mobileにアクセスするとIDとパスワードを入力する画面になります。
初回のログイン時には申し込みの時受付メールに記載されていた『受付番号』と、申し込み時に設定した『暗証番号』を入力します。
※受付メールの一番上に記載されているBから始まる10桁の番号です。
初回のログインを済ませた後はご自身でID・パスワードを設定してください。
メニューの中から『お申込み状況一覧』を選択します。
電話番号と受付番号を確認して『回線切り替え』をクリックしましょう。
つづいて『実行』ボタンがでますので、クリックして手続きを完了させてください。
回線の切り替えは以上でおわりです。
30分~長くても1時間あれば切り替えがおわり、UQモバイルの回線で使えるようになります。
APN設定を行う
APN設定とは
APN設定は『Acces Point Name(アクセス・ポイント・ネーム)』の略です。
スマホ端末に利用する回線を認識させる設定です。
この設定はAndoroidとiPhoneでやり方が違います。
UQモバイルAPN設定の為のプロファイルのインストール方法を解説。iphone版・Andoroid版。
↑こちらで詳細な設定方法を紹介していますのでご確認ください。
まとめ
UQモバイルの最大のウリは大手キャリアと比べても引けをとらない
通信速度と安定感です。
そして通信料金の安さ。
大手キャリアで利用している人のほとんどが利用料金を削減することが出来ると思います。