Contents
格安スマホって結局どれがいいの?おすすめの格安スマホを紹介
2020年菅政権の誕生により、かねてより肝入りの政策として取り上げられていた『携帯料金の値下げ』に注目が集まっています。
今後、スマホの通信費が値下げとなりユーザーが自由に携帯キャリアを選択する時代がくれば嬉しいことです。
何はともあれ、電話番号をそのままに携帯キャリアを乗り換える『MNP』に注目があつまっています。
料金がもっと下がるなら…。
スマホ端末の取り扱いが豊富な格安スマホがあるなら…。
MNPを実行してみたい…。と感じている人も多いでしょう。
とはいえ、大手キャリアからの乗り換え先となる『格安スマホ』と呼ばれるキャリアは数や、種類も多くどれを選んだら良いのか迷ってしまいます。
今回はサービスの特徴を考慮しながら、実際乗り換えるならどの格安スマホがいいのか…?
タイプ別におすすめのキャリアを紹介していきます。
- 自分にどの格安スマホがいいのか、合っているのかがわかります。
- ユーザーの求めるタイプ別におすすめの格安スマホが選べます。
自分にあった格安スマホ選びの参考になれば、幸いです。
求めるものによっておすすめの格安スマホは変わる。タイプ別に紹介。
『格安スマホはどれがいいのか?』
はあなたがスマホキャリアに何を求めるかによります。
今回は…。
- 通信速度が速い方が良い人。
- 毎月の月額料金がとにかく安い方が良い人。
- 乗り換え時のキャンペーンが充実しているキャリアが良い人。
- スマホ端末のラインナップが充実している方が良い人。
この4つのタイプ別に、それぞれの特徴に特化した格安スマホを紹介していきます。
タイプ①:通信速度の速さを求める人
『格安スマホキャリアは通信速度が遅い!』
という話を聞いたことがある方も多いかもしれません。
いくら月額料金が安くなったとしても、通信速度が遅くて使い物にならなかったら意味がありませんよね。
実際ほとんどの格安スマホキャリアでは、昼休みや夕方といった混雑時間帯での通信が1Mnpsを切ってしまうこともザラにあります。
特に大手キャリア3社から乗り換えた場合、通信速度の遅さは不満の一つになる要素です。
菅政権が発足してから、度々テレビなどでも取り上げられることが多くなった『サブブランド』という言葉。
通常、auのサブブランドとして『UQモバイル』・ソフトバンクのサブブランドとして『ワイモバル』を指して言う呼び方です。
それぞれ大手キャリアの大容量プランと、それに伴う月額料金の増加に不満のある層の受け皿として威力を発揮しています。
他の『格安スマホキャリア』と同じく大手キャリアの回線を借り受けて運用しているキャリアではありますが、それぞれ母体のキャリアからの恩恵を受けて高速通信を実現しているキャリアです。
実際どのくらい通信速度に差があるのか?
では、いわゆる一般的な『格安スマホキャリア』と大手キャリアのサブブランドとではどのくらい通信速度に差があるのでしょうか?
特に通信速度に差が出るといわれる、昼休み時間帯の速度を測りましたので、比較してみましょう。
まずはauのサブブランド『UQモバイル』。
12時~13時で測定した速度は以下のとおり。
昼休みの時間帯でこの速度が出るのは超優秀。
速度面に関しては、全く大手キャリアに引けを取らないといっても過言ではありません。
一方、格安スマホキャリアからはBIGLOBEモバイルを例に挙げてみます。
使用しているのはBIGLOBEモバイルのDタイプ(ドコモ回線)です。
こちらでは1Mbpsを切ってしまいました。
しかし、この速度はなにもBIGLOBEモバイルに限ったことではありません。
ほとんどの格安スマホと呼ばれるキャリアの速度は、昼休み時間帯になるとこのくらいに落ち込みます。
この差は大きなものです。
『速度面では絶対に妥協したくない!』
という人は必ずサブブランドを選択しておくことをおすすめします。
格安スマホキャリアを選ぶなら、au回線・ソフトバンク回線のものを選ぶ。
もうひとつ通信速度にこだわる人におすすめなのは、ドコモ回線を利用しているものではなく、au回線やソフトバンク回線を利用しているものを選ぶことです。
先ほど例に出したBIGLOBEモバイルにも、ドコモ回線を利用した『Dタイプ』と呼ばれるものと、au回線を利用した『Aタイプ』と呼ばれる回線があります。
Aタイプで混雑時間帯に測定した結果もあります。
こちらは夕方の時間帯での測定です。
18時~19時の間も通常速度の落ち込みが激しく、Dタイプなら1Mbpsは切ってしまう時間帯です。
しかし、Aタイプは20Mbpsを超える速度を記録しました。
格安スマホの通信としては、この速度は超高速です。
やはりユーザー数として圧倒的に多いDタイプと、Aタイプとの差になるわけですが、加入者の増加にともないだんだん速度が落ちていってしまう可能性はありますが、一般的にどの格安スマホキャリアもAタイプが速いことには変わりないようです。
料金の安さも、通信速度も妥協したくない方にはおすすめです。
【BIGLOBEモバイル】プラン月額料金が6カ月間400円(税別)~タイプ②:とにかく低料金を求める人。
タイプ②は、とにかく低料金を求める人に最適な格安スマホキャリアです。
『格安スマホ』というネーミングからも、乗り換えに求めるものの最たるものは低料金!という人も多いでしょう。
特に低料金で利用できる代表的な格安スマホキャリアを、一覧で紹介します。
~500MB | ~1MB | ~3MB | |
BIGLOBEモバイル | ーーー | 1,400円 | 1,600円 |
OCNモバイルONE | ーーー | 1,180円 | 1,480円 |
LINEモバイル | 1,100円 | ーーー | 1,480円 |
mineo | ーーー | 1,180円 | 1,600円 |
NUROモバイル | 700円 | 1,200円 | 2,300円 |
イオンモバイル | 1,130円 | 1,280円 | ーーー |
JCOMモバイル | ーーー | 980円 | ーーー |
一覧表の注意点
この一覧表をご覧いただくうえでの注意点を紹介しておきます。
①対応していない通信容量もある
まず料金プランはキャリア毎に違います。
最小~100MBのプランがあるキャリアもあれば、それほど小さい容量はないプランもあります。
一概に比較することは難しいですが、自分に合った容量の部分を比較してください。
一般的には3GB程度の通信容量を選択する方がほとんどなので、今回の表には~3GBまでの料金で比較しています。
②割引は計算していない。
表に示した料金については、キャリア独自の割引は表示されていません。
例えば、2020年現在開催中のキャンペーンを適用すると、BIGLOBEモバイルでは月額料金が6か月間1,200円割引されます。
最小の1GBプランでは適用されませんが、3GB~のプランでは適用され、6か月間は400円で利用できます。
また家族割もあるので、2回線目以降の回線はさらに200円割引されて6か月間なんと月額200円で利用出来ちゃいます!
こういったお得なキャンペーンについては、この後のタイプ③でも紹介します。
料金のみみれば最安はNUROモバイル
一覧表からもわかるように、最安価格はnuro mobileです。
NUROモバイルでは500MB以降も、100MB毎100円づつ料金が上がるプランを採用していて細かく分かれているので、自分にあった通信容量を選ぶことが出来ます。
一般的に良く選択されるという3GBプランでの最安は、OCNモバイルONEとLINEモバイルです。
なおJCOMモバイルでは、1GBプランはずーっと980円で料金が変わらないユニークなプランを提供しています。
月々それほど通信容量を必要としない。ということであれば、一番お得なSIMといえるかもしれません。
+音声通話料金を忘れないで!
今回表にして紹介した料金は、音声通話SIMです。
つまり音声通話もできるSIMなので、この金額に電話で話をした通話料金がかかります。
格安スマホキャリアの通話は、完全かけ放題プランがないことがほとんどです。
通話が多い人の場合、せっかく安い料金プランを選択しても、通話料金が多くなってしまって結果料金が上がってしまう可能性もありますので注意しましょう。
タイプ③:乗り換え時のキャンペーンが充実していることを求める人。
続いては乗り換え時のキャンペーンが充実しているSIMを紹介します。
私自身も利用してお得を感じたキャンペーンを二つ紹介します。
BIGLOBEモバイル
キャンペーン内容が分かりやすく充実しているキャリアの一つが
『BIGLOBEモバイル』です。
ざっと提供されているキャンペーンの特典内容をみてみると、
- 端末購入で最大16,000円相当のポイント還元
- 月額料金1,200円/月値引き(6か月間)
- エンタメフリーオプション料金、最大6か月間無料
- セキュリティセット最大6か月間無料
なんといっても、月額料金が1,200円も値引きになるのは大きな特典です。
さらにスマホ買い替えを検討している人にうれしい、ポイント還元も最大16,000円分還元されます。
特典の豊富さでは一押しのキャリアです!
さらに詳しくBIGLOBEモバイルキャンペーンについて⇩
【還元増額中!】BIGLOBEモバイルの最新キャンペーン情報!業界最高水準のキャンペーン内容を紹介。
ワイモバイル
もうひとつキャンペーンでおすすめなのは、『Y!mobileオンラインストア』です。
ワイモバイルでは
- 本家ワイモバイルの公式キャンペーン
- 代理店ヤフーモバイルのキャンペーン
- 代理店ヤングモバイルのキャンペーン
と3通りのキャンペーンを実施しています。
自分にあったキャンペーンを選択することができます。
それぞれに特徴があります。
本家ワイモバイルのキャンペーン
本家ワイモバイルの公式オンラインストアなら…
- 事務手数料なし
- 端末の送料無料
- 端末セール随時開催中!
で利用することができます。
端末の値引きはポイント還元や現金還元によるものではなく、値引き価格で表示されていて分かりやすいのも嬉しいところ。
代理店ヤフーモバイルのキャンペーン
代理店のヤフーモバイルでもキャンペーンを実施しています。
こちらの最大の特徴は特定の日(5のつく日、日曜日)に申し込みをすると、PayPayポイントがもらえるというユニークなものです。
また、公式と同じく端末の値引きキャンペーンも行っています。
普段からPayPayポイントをメインで利用している方にはいいキャンペーンといえます。
現金キャッシュバックならヤングモバイル
そしてもうひとつ代理店『ヤングモバイル』が実施している現金キャッシュバックがあります。
現在ほとんど現金でのキャッシュバック案件はありませんが、やはり自分の自由に使い道が決められる現金での還元は嬉しいところ。
現金20,000円の高額キャッシュバックは、ヤングモバイルだけです。
どうしても現金での還元がいい!
というひとはヤングモバイル一択です!
タイプ④:スマホ端末のラインナップの充実を求める人。
続いては、販売されているスマホ端末が充実している格安スマホキャリアを見ていきましょう。
乗り換えは機種変更の絶好の機会です。
回線と共に機種を変更することで、乗り換えキャンペーンなど利用して端末も格安で手にすることが出来ます。
取り扱いの端末が豊富なキャリア、端末値引きが大きなキャリアを紹介します。
mineo
mineoは、関西電力グループのオプテージが提供する格安スマホキャリアです。
ユーザー同士がわからない事を質問して、解決するコミュニティーサイト『マイネ王』や、家族や友達など余ったパケットを誰とでも分け合える『パケットギフト』・ユーザー全員でパケットを貯めて助け合える『フリータンク』など、ユニークなアイデアで運営しているキャリアです。
さらにAndoroid、iPhoneともに取り扱いのある機種が非常に豊富です。
一例を見てみます。
OPPO Reno3A
圧倒的なコスパで国内のスマホシェアを席巻している中国メーカー『OPPO』。
Renoシリーズの新機種3Aはさらに余裕の進化した、超コスパ機種になっています。
主な機能・特徴
サイズ(W×H×D) | 約74.1×約160.9×約8.2㎜ |
重量 | 約175g |
OS | Android10 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 665オクタコア |
ディスプレイ | 約6.44インチ 2,400×1,080 |
バッテリー容量 | 4,025mAh |
防水・防塵 | IPX8/IP6X |
内部メモリ | ROM:128GB/RAM:6GB |
外部メモリ | microSDXC(最大256GB) |
カメラ | アウトカメラ:800万画素(超広角)+4,800万画素(メイン)+200万画素(モノクロ)+200万画素(ポートレート)インカメラ:約1,600万画素 |
Wi‐Fiテザリング | 〇 |
おサイフケータイ | 〇 |
ワンセグ | ― |
顔認証 | 〇 |
指紋認証 | 〇 |
価格 | 一括:34,800円/分割(24か月):1,450円 |
一見、必要な機能が備わった無難な機種にも見えますが、注目は
防水・防塵機能が備わっていること。
中国製スマホの弱点はこの部分。
価格も安くて安定した機種なのですが、国内スマホには需要の多い防水・防塵が備わっていないことがほとんどでした。
OPPOのミドルスペック機種は積極的に、この防水・防塵機能を取り入れていて日本人好みの仕上がりになっているといえます。
また、おサイフケータイにも対応しているので、非接触型決済にも用いることができるのがおすすめポイントです。
当サイトおすすめのOPPO Reno3Aのほかにも、Androidスマホには国内スマホ、Xperiaシリーズ・AQUOSシリーズ・arrowsシリーズも取り揃えています。
iPhoneシリーズも豊富に取り扱い。
iPhoneシリーズは先日『12』が発売されたばかり、格安スマホキャリアではほとんど最新のiPhoneシリーズはありません、なかには型落ちのiPhone7やiPhone8を販売しているキャリアもあります。
mineoでは一つ前のシリーズiPhone11やiPhone Xシリーズなど豊富に取り揃えています。
最新ではありませんが、一個型落ちなら検討する!
という方にはおすすめですね。
OCNモバイルONE
スマホ端末が充実している格安スマホキャリアのもうひとつは
『OCN モバイル ONE』です。
なんといっても端末をセール価格で販売していて、超格安で購入することができるのがおすすめの理由です。
主な取り扱い機種がこちらです。
OPPO A73 | 13,000円 |
moto g PRO | 14,000円 |
moto g9 play | 6,500円 |
ZenFone 7 Pro | 76,800円 |
ZenFone 7 | 62,600円 |
Xperia 10Ⅱ | 27,800円 |
TCL 10 Lite | 1,500円 |
OPPO Reno3A | 12,300円 |
Redmi Note 9S 6GB/128GB | 10,200円 |
Redmi Note 9S 4GB/64GB | 200円 |
Mi Note 10 Lite | 12,300円 |
OPPO A5 2020 | 1円 |
moto g8 | 1円 |
赤字で表示した機種のように、なんと1円の端末や数百円の端末もあります。
結論:タイプ別おすすめの格安スマホキャリアはここだ!
というわけで、タイプ別におススメの格安スマホキャリアをご紹介してきました。
内容をまとめておきましょう。