Contents
UQモバイルの落とし穴。使い続けている私の考察。
これまで様々なキャリアの落とし穴ともいえるデメリットの部分を紹介してきました。
今回は第三弾として、auのサブキャリアとして人気のUQモバイルについての落とし穴をまとめてみます。
大手キャリアからの乗り換え先としては、必ず選択肢に挙がるであろう人気キャリアの注意すべきポイントをあげてみます。
乗り換えて後悔するのは絶対嫌ですよね!
乗り換え前にマイナスポイントは良く把握しておきましょう!
Mプランが減って選択の自由度が減った
まずは料金プランを紹介していこうとおもいますが、新料金プラン『スマホプラン』が2020年6月に発表されました。
その料金形態がこちら。
スマホプランS | スマホプランR | |
月額料金 | 1,980円 | 2,980円 |
UQ家族割適用時(2台目以降) | 1,480円 | 2,480円 |
基本データ容量 | 3GB | 10GB |
データ増量時 | 4GB | 12GB |
節約モードの速度 | 最大300Kbps | 最大1Mbps |
通話料 | 20円/30秒 |
まずプランはS・Rの種類だけになりました。
今まではS/M/Lの3種類から選べましたが、選択肢が少なくなってしまった形です。
Lプランは17GB使えて月額3,980円でしたので、より大きなデータ容量のプランを必要とする人には物足りない状態になってしまっています。
しかし、そこをフォローするのが節約モードの速度です。
Rプランの場合、節約モードの速度が最大1Mbpsに改善されました。
Rプランなら2,980円で実質データ使い放題ですよね!
というのが言い分のようです。
これは第四のキャリアとしてスタートした楽天モバイルの、『楽天アンリミット』というプランを意識してのことです。
Sプランは節約モードが最大300Kbpsのまま
しかし、ここにはひとつ注意点が。
Mプランでは節約モードの速度が最大1Mbpsに改善されましたが、Sプランの場合は節約モードの速度が今まで通り300Kbpsのままということです。
Sプランの場合は節約モードの速度はそれほど速くありません。
【動画あり】UQモバイルの節約モード使ってみた件。実際の利用で出来ること・出来ないこと。
データ容量を追加するとなると、100MBで200円。500MBで500円と高額な追加料金がかかってしまいますので気を付けましょう。
無料通話は一切ない
一番気を付けなければならないのは、通話についての部分です。
先ほども言ったように、現在のUQモバイルは新プランを引っ提げて第四のキャリアとして登場した楽天モバイルを存分に意識したつくりになっていますが、通話については違います。
楽天モバイルでは『楽天リンク』という専用アプリ経由でなければなりませんが、このアプリを経由した通話なら完全無料で通話できます。
ライバルであるソフトバンクのサブブランド『ワイモバイル』では、基本プランに最初から10分かけ放題がついています。
これに比べるとUQモバイルでは無料通話が一切ありません。
一見、UQモバイルの料金プランはずっと変わりませんし、家族割も考えればSプランで1,480と安く見えますがここには無料通話がついていないのです。
通話料は30秒あたり20円かかります。
よく通話を利用する人は、通話料で月額料金が高額になってしまう可能性があるので十分注意してください。
UQモバイルの無料通話は3種類
かけ放題(一回あたり10分までの通話無料) | 700円/月 |
通話パック(月60分までの通話無料) | 500円/月 |
完全かけ放題(24時間いつでも) | 1,700円/月 |
ぶっちゃけ、一切無料通話が必要ないという人は少ないと思います。
安心してく使う為には多かれすくなかれ無料通話を付けておく方が良いでしょう。
基本料金+かけ放題料金が必要になりますので、そこを計算し忘れないように気を付けてください。
無駄なく使えるがズボラな人には向かない
今回はUQモバイルの落とし穴(デメリット)に目を向けているわけですが、このサイトでは基本的にUQモバイルはおススメしています。
なぜなら
- 通信速度が大手キャリア並みに速い。
- 大手キャリアと比較して料金が安い。
- 節約モードがある。
- データ繰り越しができる。
などの理由があるからです。
このした二つの理由はとても大きな部分なのですが、しっかり節約すればデータ容量もどんどん繰り越し出来て、楽に安心して毎月すごせます。
しかし、このメリットは裏を返せば落とし穴。
しっかり管理して節約すれば、最大限にそのメリットを活かすことが可能ですが、ズボラで適当になってしまう人だとそのメリットを活かしきれないかもしれません。
最新機種は取り扱っていない
乗り換えと共に機種変更を検討されるかたも多い事でしょう。
最後の項目でも紹介しますが、機種変更をともなってMNPをした場合はキャッシュバックが受け取れません。
その場合はキャンペーンの対象機種の価格から大幅に値下げされる場合があります。
しかし、大手キャリアのように例えば最新のiPhoneを取り扱いはしていません。
※iPhoneはiPhone7が取り扱い機種。(2020年7月現在)
Androidなら比較的新しい機種を取り扱いしていますが、ハイスペックといえるような機種は多くありません。
しかし、メインで扱っているのは各メーカーのミドル機種と呼べる機種でコスパ重視な機種が目立ちますので、あまり端末代金にお金をかけたくないという人にはメリットになります。
最近ではOPPOのrenoシリーズなど、3万円台~で防水・防塵、おサイフケータイ対応の超コスパ良機種がでていますので、自分に必要な機能・性能を良く見極めて機種を選択していきましょう。
キャッシュバック案件がちょっと弱い
最後にあげる落とし穴はキャッシュバック案件が他に比べるとちょっと弱いことです。
大手キャリアからの乗り換え先でキャッシュバックなどの案件が一番充実しているのは、ワイモバイルです。
UQモバイルのキャッシュバック案件も代理店も含めるといくつかあるのですが、内容やキャッシュバックまでの期間を考えると公式キャッシュバックの一択です。
そのおススメするキャッシュバックでも、キャッシュバックが実施されるのはSIMのみ契約する場合だけで
新規契約(SIMのみ)…3,000円
MNP(SIMのみ)…10,000円
の金額がキャッシュバックされます。
まとめ
というわけで今回はUQモバイルの注意すべき落とし穴についてまとめてみました。
落とし穴は分かっていれば敢えて落ちる人はいないはず。
しっかりと注意すべき点を理解していれば、これほどおススメ出来るキャリアは現在ありません。よくチェックして乗り換えを実施してください!