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ワイモバイルは通信量確認が大事
大容量プランがない
一つ目の理由はそもそもワイモバイルには大容量プランがないということです。
プラン | データ容量 | 基本料金 | 新規割適用(6か月間) | おうち割or家族割適用時 | 通話 |
Sプラン | 3GB→4GB ※データ増量無料キャンペーン適用時 | 2,680円 | 1,980円 | 1,480円 | 10分以内国内通話無料 |
Mプラン | 9GB→12B ※データ増量無料キャンペーン適用時 | 3,680円 | 2,980円 | 2,480円 | 10月分以内国内通話無料 |
Rプラン | 14GB→17GB ※データ増量無料キャンペーン適用時 | 4,680円 | 3,980円 | 3,480円 | 10分以内国内通話無料 |
上の表はワイモバイルの料金プラン表です。
最大でもRプランの17GBとなっています。大手キャリアでは大容量プランとして、50GBや60GBといった容量のプランを提供しているところもあります。
それと比較すると大きな容量を求める人にとっては少し物足りない容量といわざるを得ません。
しかも表記されているデータ容量は、データ増量無料キャンペーンを適用しての数字なので、自分でデータを追加する必要があります。
データの繰り越しがない。
さらに問題はここからです。
大容量プランがないってのは基本的に他の乗り換え先、例えば多くの格安SIMでも同じです。
大手キャリアのような大容量プランを扱っているところは、今のところありません。
しかし、格安SIMの中には
データ容量の繰り越しができるキャリアがあります。
UQモバイル・楽天モバイル・OCNモバイルONE・IIJmio・DMMモバイル・BIGLOBE・mineo・DTI SIM・エキサイトモバイル・Nifmo・LINEモバイル・イオンモバイルなど・・・。
実に多くのキャリアがデータの繰り越し機能を持っています。
使わなかったデータは翌月に繰り越すことで、データを無駄なく使う事ができます。
節約モードもない
そしてもうひとつ重要な機能は節約モードです。
通信速度を落として通信するモード。
最大通信速度は大幅に落ちるものの、節約モードで行った通信は通信容量に一切カウントされない。
通信速度は落ちるといっても、テキスト中心のWebサイトの閲覧・メールのやりとりなど軽めの通信は十分に利用できる。
これは、格安SIMにしかない嬉しい機能です。
常に高速通信がうれしいのは大手キャリアだけど、そんなに速度が必要ない軽めの通信を節約モードに切り替えることで、通信容量の節約になるのです。
主な節約モード取り扱いキャリア
キャリア | 最大通信速度 |
楽天モバイル | 1Mbps(スーパーホーダイ) |
UQモバイル | 300Kbps |
mineo | 200Kbps |
OCNモバイルONE | 200Kbps |
IIJmio | 200Kbps |
イオンモバイル | 200Kbps |
主に200~300Kbpsの速度を中心に提供されている場合がほとんどです。
楽天モバイルのスーパーホーダイなんかは最大1Mbpsの速度がでて、節約モードでありながら出来る範囲が大幅に広がります。
通信制限が厳しい
ワイモバイルは速度制限がかかると128Kbpsに速度が制限されてしまいます。
この速度は大手キャリアでかかる制限と一緒で、ほとんどの通信が出来なくなる速度です。
ワイモバイルでは
速度制限=なにも使えない。
といっても過言ではありません。
だからこそ普段から速度制限を回避するために、データ通信量の確認が大事になってきます。
ワイモバイルのデータ通信量確認方法
ワイモバイルでデータ通信量の確認をするためには、2つの方法があります。
『My Y!mobile』からログインして確認する方法と、自動応答の電話に電話して確認する方法です。
ひとつひとつ見ていきましょう。
マイワイモバイルの操作方法
My Y!mobileは通信量の確認はもとより、料金の確認・料金プランの変更なども行えるワイモバイルユーザーなら利用必須の専用サイトです。
ステップ①My Y!mobileにログインして、ホーム画面中央部データ通信量の『もっとみる』をタップします。
ワイモバイル公式より引用
※手順は進んでいきますが、実はこの段階でも利用したデータ通信量は表示されています(赤枠の部分)。逆算して残りのデータ量を計算することもできます。
ステップ②『データ通信量の管理』画面になるので、『ご利用状況の確認』をタップします。
ワイモバイル公式より引用
※さらに下にスクロールすると、『過去3日間の通信量』もあるので、そちらも確認できます。(後述)
③お客様情報と共に残りギガ数が表示されますので、確認してください。
ワイモバイル公式より引用
※赤枠部分に『通信速度低速化までの残りデータ量』が表示されています。
④『データ通信量の管理』画面で『過去3日間の通信量』をタップすると、直近3日間の通信量が確認できます。
ワイモバイル公式より引用
電話で確認する方法
前項では『My Y!mobile』から調べる方法を紹介しましたが、もうひとつ自動音声での案内を電話で受けることができます。
自動音声応答サービス(通話料無料)
ワイモバイルの電話:116
他社の電話・固定電話などから:0120-921-156
受付:24時間対応。
繋がったら、短縮番号②③を入力。
ガイダンスに従い、契約時に決めた暗証番号(4桁)を入力します。
通信容量をオーバーした時の対応
前述したとおり、ワイモバイルで通信容量をオーバーして制限がかかった場合、128Kbpsとほぼ使えないレベルに制限されてしまいますので、追加で容量をチャージすることしか選択肢はありません。
データチャージの手順
データチャージもMy Y!mobileから行うことができます。
手順①:通信容量の確認の手順①でタップした『もっとみる』をタップしましょう。
ワイモバイル公式より引用
手順②:『通常速度に戻す申し込み(チャージ)』をタップしましょう。
ワイモバイル公式より引用
500MB500円で購入の確認画面が表示されますので、確認して『申し込み』をタップしましょう。
オートチャージを設定することもできる
データのチャージは500MB毎になっていますので、実際チャージするのはチョット手間です。
『My Y!mobile』からは、通信容量に達した場合自動的にチャージしてくれる『快適モード』と呼ばれる設定があります。
そちらの設定方法も見ていきましょう。
①前項までの手順と同じように、My Y!mobileにログインしてホーム画面中央部データ通信量の『もっとみる』をタップします。
ワイモバイル公式より引用
②『データ通信量の管理』の中から『オートチャージ設定』をタップしましょう。
ワイモバイル公式より引用
③画面中ほどON/OFFを選択する部分がありますので、ONにチェックを入れてください。さらに回数を設定をプルダウンすると回数を選択できます。
ワイモバイル公式より引用
※1年間はデータ増量無料キャンペーンを実施中なので、Sプランなら2回。M・Rプランなら6回無料でチャージできますので、設定しておきましょう。
④内容を確認する画面になりますので、確認してOKをタップしましょう。
ワイモバイル公式より引用
まとめ
ワイモバイルの通信量の調べ方を説明しました。
もし、通信容量に達してしまった場合は
ワイモバイルの制限速度では利用が厳しいので、選択肢はデータ容量を追加でチャージするしかなくなります。
ただ、500MBで500円と結構割高なので、頻繁にチャージになってしまうなら、そもそも利用するプランをより大きな容量に変えたほうが良いでしょう。