CMでも大々的にアピールしているので気になっている人も多いはず。
楽天モバイルの新プラン
『Rakuten UN-LIMIT』。
早速私も申し込みました!
楽天モバイルの新プラン『UN-LIMIT』にプラン変更を申し込んだ件。申込方法・手順をレポート。
そして実際にSIMが届きましたので開通作業に入りました。
今回はその手順についてレポートしていきます。
開通自体は難しい作業ではありません。
でも自分でやるのは結構不安ですよね。
自分で乗り換え開通作業をされる方の参考になれれば幸いです。
Contents
楽天UN-LIMITに申し込んで届いた内容物。
申込が完了してから2日後クロネコメール便でSIMが自宅にとどきました。
内容も確認してみましょう。
中に入っているのは
- スタートガイド
- SIMカード
- スマホ下取りサービスの案内
の3点です。
スタートガイドも見開き1ページの簡単なものなので、この内容でこのこのメール便はもったいないというかおおげさというか・・・くらいのさらっとした内容です。
それでは実際の開通作業です!
楽天UN-LIMITの開通手続き。
まず楽天モバイルの新プランに加入するには二つの手段があります。
- 現在の電話番号をそのまま利用して移行する(MNP)
- 新規の電話番号で加入する
それぞれ少し開通作業の内容が変わってきますので注意してください。
MNPによる手続き
MNPとはモバイル・ナンバー・ポータビリティーの略です。
使っている電話番号をそのまま使って通信業者を選択することができます。
ちなみに楽天モバイルのスーパーホーダイを利用していた方も、このMNPでの手続きとなります。
私はスーパーホーダイからのプラン変更でしたので、こちらの手続きをふみました。
早速開通作業を始める前に一番注意すべきは時間です。
9:00~21:00受付完了の場合…当日中にMNP転入完了(受付から30分~1時間ほどで完了)
21:01~翌日8:59受付完了の場合…翌日9:00以降にMNP完了。
どんなに急いでいても残念ながら30分~1時間は不通の時間が出てきます。
これはシステム上仕方のない事です。
時間に余裕をもって開通作業を行いましょう。
さらに21:00を過ぎてしまうと翌日になってしまうので、時間をよく確認して作業を進めましょう。
my楽天モバイルへ
①まずはmy楽天モバイルへログインしましょう。
②右上の[三]をタップします。
③my楽天モバイル→申し込み履歴をタップ。
④申込番号をタップ。
⑤転入を開始するをタップ。
⑥元のスマホが不通になれば手続き完了です。
楽天回線の開通作業
①スマホの電源をOFFにした状態で、SIMカードをセットします。
②スマホの電源をONにして、表示されている画面の指示に従って初期設定をすすめます。
③インターネットの接続を確認します。Webページが表示されれば開通作業完了です。
対応機種に注意!
セットで購入したスマホを使わない場合は回線に対応している機種かどうか確認が必要です。
公式に接続が確認検証されている機種は以下のとおりになります。
HUAWEI | nova 5T |
P30 lite | |
nova lite3 | |
OPPO | Reno A 128GB |
10x Zoom | |
A5 2020 | |
AX7 | |
R17 Pro | |
Find X | |
Fujitsu | arrows RX |
SAMSUNG | Galaxy A7 |
Galaxy S10 | |
Note 10+ | |
SHARP | AQUOS sense3 lite SH-RM12 |
AQUOS sense3 Plus SH-RM11 | |
AQUOS sense3 SH-M12 | |
AQUOS sense3 plus SH-M11 | |
AQUOS zero SH-M10 | |
AQUOS R2 compact SH-M09 | |
AQUOS sense2 SH-M08 | |
AQUOS sense plus SH-M07 | |
AQUOS R compact SH-M06 | |
AQUOS sense lite SH-M05 | |
Sony | Xperia Ace |
上記以外の機種を利用して楽天回線を利用しようとする場合、基本的には自己責任で行うことになります。
なお、ビルド番号のかっこ内の最初の4桁が『C635』の製品がソフト・ウェアアップデートによって楽天回線に対応します。
ビルド番号は『設定』→『システム』→『端末情報』→『ビルド番号』にて確認できます。
iPhoneユーザーは特に注意が必要。
iPhoneの対応状況
機種名 | 対応状況 |
iPhone SE(第二世代) | 対応 |
iPhone 11 | 対応 |
iPhone11 Pro | 対応 |
iPhone11 Pro Max | 対応 |
iPhone XS | 対応 |
iPhone XS Max | 対応 |
iPhone XR | 対応 |
iPhone X | 非対応 |
iPhone 8 | 非対応 |
iPhone 8 Plus | 非対応 |
iPhone 7 | 非対応 |
iPhone 7 Plus | 非対応 |
iPhone SE(第一世代) | 非対応 |
iPhone 6s | 非対応 |
iPhone 6s Plus | 非対応 |
iPhone XR以降のiPhoneは対応機種なので楽天アンリミットで使えます。
楽天アンリミットのサービス開始当初は通話アプリ『楽天Link』がiOS非対応でしたので、とてもiPhoneユーザーにおススメ出来るものではありませんでしたが、『楽天Link』がiOSでリリースされましたのでようやくデータ無制限・通話料無料のメリットがiPhoneでも受けられるようになりました。
現状販売機種にiPhoneはありませんので、セット購入することはできません。
セット購入なら利用は補償されていますので安心ですが、セット購入できない状況ではお手持ちの機種が対応機種かどうかしっかり確認しましょう。
iPhoneの場合の設定手順
iPhoneの場合も回線切り替えを行ったら、電源を落としていたiPhoneの電源を入れてSIMカードを挿入してください。
初期設定をしていきます。
回線を認識するAPN設定をしますが、このAPN設定はひとつしか入りませんので、もと居たキャリアの設定が残っていると認識してくれませので事前に残っているAPN設定を削除しましょう。
- 設定
- 一般
- プロファイルとデバイス管理
ここから削除したいプロファイルをタップします。
『プロファイルを削除』をタップ。
パスコードを入力して削除されます。
SIMカードを挿入したら『設定』→『モバイル通信』に進んでください。
『通信のオプション』を選択。
『音声通話とデータ』を選択し、『VoLTEオン』を選択。
VoLTEオンに切り替えてOKをタップしてください。
『モバイルデータ通信ネットワーク』を選択します。
『モバイルデータ通信』と『インターネット共有』のAPN入力エリアにAPNを設定します。入力は『rakuten.jp』です。
私の失敗談…。
私の機種はHUAWEIのhonor9で、ビルド番号を確認してC365から始まっていましたので利用できるかと思っていましたが、対応バンドがパートナーエリアとして利用しているauのバンド18に対応していませんでした。
さらに私の自宅は楽天エリアではないので、利用するならパートナー回線です。
つまり、普段利用するであろうパートナー回線には繋ぐことが出来ない端末のため私の自宅でこの端末を使うことはできませんでした。
都内・都心など楽天エリアなら使うことができるかもしれません。
そういった情報も検索するとあったので・・。
このように利用したい端末は、使用する環境や通信状況によっても使用の可否が変わってきます。
あくまで利用は自己責任で・・。ということになります。
今回わたしは早く開通したくて端末の確認作業を怠り、honor9では使えないことをSIMが届いてから気づいてしまい慌てて対応機種の『OPPO RenoA 128GB』を購入しました。(お恥ずかしい…。)
Rakuten Linkアプリをダウンロード
Rakuten UN-LIMITのもうひとつのウリは通話が無制限になることです。
MVNOの多くのキャリアが完全無制限の通話サービスを提供できていません。
大手キャリアにおいても完全無制限のかけ放題はありますが、オプション料金がかかるのが現実です。
基本料金に通話の完全無制限を組み込んだというのは、このプランの大きな目玉といえます。
ただ、普通の電話をそのままかけたのでは通話が無料になりません。
『Rakuten Link』アプリという専用アプリから通話する必要があります。
少しわかりづらかったのですが、アプリ同士の通話が無料というものではありません。
このアプリからの通話であれば、一部番号を除いては国内通話がすべて無料です。
さらに国内と海外指定66の国と地域へのSMSが無料になります。
my楽天モバイルについて
手順の最初で利用した『my楽天モバイル』についても見ていきましょう。
- 利用状況の確認
- 契約情報の設定/変更
- サービスエリアの確認
- オプションサービスの追加
- データチャージ
- データ制限のON/OFF
- メッセージ相談
こちらも注目は
『データ制限モードのON/OFF』ができることです。
データについてのウリは楽天エリアであればデータが無制限ということです。
ただ、楽天の提供エリアはまだまだ数なくユーザーに十分なサービスを提供するには至っていません。
そこで提供エリア以外ではauの回線を間借りしてサービスを提供しています。
auのエリア(パートナーエリア)では月の容量が5GBに制限されます。
5GBの通信容量ではすこし物足りないという人も多いかもしれません。
そこで、UN-LIMITでは5GBの通信容量を超えた場合でも最大1Mbpsで通信できるようにしました。
これは、スーパーホーダイの時の流れを汲んだものです。
最大1Mbpsは格安SIMで数多くサービス提供されている節約モードと一緒です。
1Mbpsという制限された速度ではありますが、そのモードで行った通信では一切容量を消費しません。
これは通信容量を使い切った後でなくても任意で切り替えることができます。
ずっと私もスーパーホーダイの1Mbpsを使ってきたので言えますが、
ほとんどの通信は1Mbpsあればまかなうことが出来ます。
なので、私の住んでいる地域は楽天のサービスエリア外なのですが、使い勝手としては今まで使っていたスーパーホーダイとあまり変わりがないのかな・・と思います。
最初パートナーエリアでの容量を使い切った後の通信は最大128Kbpsに制限されるというアナウンスだったので心配しましたが、改善されて助かりました・・。
まとめ
というわけで今回は楽天UN-LIMITでの開通作業をまとめてみました。
特に端末セットで購入した場合は、スタートガイドに基づいて作業すれば自動的に回線をつかんでくれるので楽ちんです。
(わたしは対応機種以外での開通を選択したので、すごい苦戦してしまいましたが・・。)
結局、対応機種を購入することになりましたが、スマホが来てからはSIMカードを挿しただけですぐ使えるようになりました!
特に今までスーパーホーダイを使っていた方にとっては、通話が完全無制限になり、通信もいままでどうり最大1Mbpsで使い放題なので条件は改善されています!