どちらも通話無制限オプションが割引になるサービスです。
UQモバイルとワイモバイルのシニア割を比較していきたいと思いますが、まずは大前提の話。
そもそもUQモバイル・ワイモバイルで通話料を無料にするためには、通話料完全無制限オプションに加入する必要があります。
それぞれ名称が違いますが、
キャリア | オプション名 | 月額料金 |
UQモバイル | かけ放題(24時間いつでも) | 1700円 |
ワイモバイル | スーパー誰とでも定額 | 1000円 |
このオプションに加入する必要があるんですね。
これは、当然60歳以上の方でなくともだれでも加入することが可能です。
『シニア割』は一定条件を満たした60歳上のユーザーに対して、このオプション料金を割引するというものです。
決して、
60歳以上のユーザーがUQ・ワイモバイルと契約すると無条件で通話料無料というわけではありませんので、十分注意してください。
UQモバイルは完全無料にはならない
UQモバイルについては、通話料無料のオプション料金が1,700円/月と少しお高いのですが、シニア割が適用されても丸まる1,700円が割引されるわけではありません。
割引額は1,000円で、割引額を引いた700円が毎月オプション料金としてかかることになります。
※シニア割加入から6か月間は、割引き額1,700円になり毎月のオプション料金が無料になります。
ちなみにワイモバイルは割引額が最初から-1,000円で、ずーっとオプション料金が無料になります。
結局月額料金は変わらない
※それぞれプランSの場合。
UQモバイル | ワイモバイル | |
Sプラン料金 | 1,980円/月 | 2,680円/月 |
オプション料金 | 1,700円/月 | 1,000円/月 |
月額合計 | 3,680円/月 | 3,680円/月 |
シニア割引き | -1,000円/月 | -1,000円/月 |
月額料金 | 2,680円/月 | 2,680円/月 |
そもそも月額料金がワイモバイルは700円高く設計されているので、UQモバイルのオプション料金は700円高くても±0なんです。
これはUQモバイルとワイモバイルのライバル関係の中ではお馴染みの光景で、どちらかが新たな割引やキャンペーンなどを実施すると、もう一方が追いかけて同じ金額にする…。
でも決して相手より安く設定することはない‥。
常に同じ金額設定にする。
というのはここ数年繰り返されていることです。
シニア割適用には対象機種の購入が必要
料金的にはどちらもまったく一緒で遜色ないことがわかりました。
シニア割適用にはもうひとつ条件があります。
それは対象機種を利用することです。
ワイモバイルの対象機種
ワイモバイルの機種はかんたんスマホ2という機種のみになっていますので、わかりやすいです。
スペック表
項目 | かんたんスマホ2 |
サイズ | W71×H159×D8.9㎜ |
重さ | 約151g |
連続通話 | 3G…1400分 LTE…1500分 GSM…960分 |
連続待ち受け | 3G …710分 LTE…690分 AXGP…680分 GSM…740分 |
バッテリー容量 | 3,300mAh |
充電時間 | 180分 |
プラットフォーム | Android10 |
CPU | MT6761(4core)2.0GHz |
対応外部メモリ | microSDXC/最大512GB |
カメラ画素数 | メイン:約1,300万画素 サブカメラ:500万画素 |
防水・防塵 | IPX5/IPX8/IP6X |
テレビ | ワンセグ |
おサイフケータイ | ー |
指紋認証 | ー |
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UQモバイルの指定機種
UQモバイルのシニア割適用機種は3種類あります。
- BASIO 4
- おてがるスマホ01
- DIGNO® Phone
このいずれかを購入・機種変・持ち込みで使っていることが適用条件になります。
UQモバイルの取り扱い機種①:BASIO4
メーカー名 | KYOCERA |
寸法 | 約H159×W71×D8.9(高さ×幅×厚さ) |
質量 | 約151g |
ディスプレイ | 約5.6インチ/720×1480 |
メインカメラ | 1,300万画素 |
サブカメラ | 500万画素 |
電池容量 | 3,300mAh |
OS | Android™10 |
チップセット | MT6761 |
本体メモリ容量(ROM) | 32GB |
本体メモリ容量(RAM) | 3GB |
対応外部メモリ | micro SD、micro SDHC micro SDXC/最大512GB |
おサイフケータイ® | - |
ワンセグ | ー |
耐衝撃 | 〇 |
防水 | 〇(IPX5/IPX8) |
防塵 | 〇( IP6X) |
対応言語 | 日本語/英語 |
最大下り速度 | 150Mbps |
国際ローミング | 〇 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi規格 | a/b/g/n/ac |
テザリング | 〇 |
緊急地震速報 | 〇 |
津波警報/災害・避難情報 | 〇 |
UQモバイルの取り扱い機種②:おてがるスマホ01
メーカー名 | KYOCERA |
寸法 | 約H145×W72×D8.7(高さ×幅×厚さ) |
質量 | 約136g |
ディスプレイ | 約5.0インチ / 1920×1080 |
メインカメラ | 約1300万画素 |
サブカメラ | 約500万画素 |
電池容量 | 2,600mAh |
OS | Android™ 8.0.0 |
チップセット | Snapdragon™ 430(MSM8937) |
本体メモリ容量(ROM) | 32GB |
本体メモリ容量(RAM) | 3GB |
対応外部メモリ | microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード/microSDメモリーカードは、最大256GB |
おサイフケータイ® | - |
ワンセグ | ー |
耐衝撃 | 〇 |
防水 | 〇 |
防塵 | 〇 |
対応言語 | 日本語/英語 |
最大下り速度 | 150Mbps |
国際ローミング | 〇 |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
Wi-Fi規格 | a/b/g/n/ac |
テザリング | 〇 |
緊急地震速報 | 〇 |
津波警報/災害・避難情報 | 〇 |
UQモバイルの取り扱い機種③:DIGNO A
メーカー名 | KYOCERA |
寸法 | 約H145×W72×D8.7(高さ×幅×厚さ) |
質量 | 約136g |
ディスプレイ | 約5.0インチ / 1920×1080 |
メインカメラ | 約1300万画素 |
サブカメラ | 約500万画素 |
電池容量 | 2,600mAh |
OS | Android™ 8.0.0 |
チップセット | Snapdragon™ 430(MSM8937) |
本体メモリ容量(ROM) | 32GB |
本体メモリ容量(RAM) | 3GB |
対応外部メモリ | microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード/microSDメモリーカードは、最大256GB |
おサイフケータイ® | - |
ワンセグ | ー |
耐衝撃 | 〇 |
防水 | 〇 |
防塵 | 〇 |
対応言語 | 日本語/英語 |
最大下り速度 | 150Mbps |
国際ローミング | 〇 |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
Wi-Fi規格 | a/b/g/n/ac |
テザリング | 〇 |
緊急地震速報 | 〇 |
津波警報/災害・避難情報 | 〇 |
結論:シニア割はUQモバイルの方がお得
月額料金ではUQモバイルもワイモバイルも料金が変わらないのは説明しましので、変化があるのは適用条件となっている機種の価格になります。
UQモバイルの対象機種で現在取り扱いがあるのは、BASIO4のみです。
現状新規で購入できるのは、UQモバイルなら『BASIO4』・ワイモバイルなら『かんたんスマホ2』になります。
BASIO4(UQモバイル) | 11,880円 |
かんたんスマホ2(ワイモバイル) | 30,960円 |
※いずれもオンラインストアでの購入価格。
BASIO4のほうが19,000円も価格が安く購入できます。
なお、UQモバイルの場合新規購入でなくても中古などでの対象端末の利用でもシニア割が適用されます。
中古だったり、譲ってもらった端末でも対象機種であれば割引の対象になります。
ワイモバイルの場合は、かんたんスマホ2を購入することが絶対条件になっていますので端末購入の費用を考えるとUQモバイルのシニア割がおススメです。
当サイトではサブキャリアをおススメしています!
今回のシニア割の比較では、端末購入費用を考慮してUQモバイルに軍配があがりました。
しかし、月額料金での割引はどちらも同じ。
割引としてはどちらも遜色ないものと考えています。
当サイトではUQモバイル・ワイモバイルのいわゆるサブキャリアを強くおススメしています。
シニア割はしっかり適用して、この二つのキャリアを行き来することでお得な部分をもらい続けるのも一つの手段ですね!
おすすめの理由①:大手キャリアと変わらない高速通信
UQモバイルはauのサブブランド・ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドとして、運用しているキャリアです。
UQモバイルはずっとauのMVNOとして回線をかりて運用していましたが、今後はKDDIの子会社化して完全auと使っている電波が一緒になります。
ワイモバイルも利用している電波はソフトバンクと全く一緒です。
つまりいずれも3大キャリアと同じ電波で通信が出来るキャリアなのです。
3大キャリア並みの高速通信をこの価格で出来るキャリアは、サブキャリアであるこの二つ以外にはありません。
おすすめの理由⓶:乗り換えには高額なキャッシュバックがある
サブキャリアへの乗り換えにはお得なキャッシュバック案件があります。
特に端末購入に対しては、オンライン限定の割引もありますので必ず利用してください!
ワイモバイルは乗り換え時のキャッシュバック案件が特に豊富で、現金キャッシュバックもありますので、絶対に見逃せません!
おすすめの理由③:料金プランはシンプルでわかりやすい!
2019年10月以降は特に、総務省の指導を受けて料金プランがシンプルにわかりやすくなりました。
特にUQモバイルは契約からずーっと料金が変わらないような料金プランになっているので、よりわかりやすくなっています。
ワイモバイルは最初の半年間に割引があって、料金が変化するようなプランになっていますが、比較するとUQモバイルとワイモバイルの月額料金は同じになるように設計されていますので、ご注意ください!
おすすめの理由④:Sプラン意外なら通信容量を使い切っても最大1Mbps!
楽天モバイルが第四のキャリアとして発足して、新料金プランを発表しました。
通信容量を使い切っても最大1Mbpsというのがウリで、これを受けてUQモバイル・ワイモバイルもこの最大1Mbpsを追随しました。
いずれも、最小のSプランには適用されませんのでご注意を…。
なお、UQモバイルにはデータく繰り越し・節約モードがありますので、よりデータ容量を無駄なく大事に使いたい人にはおススメです!
UQモバイルのデータ繰り越しがスゴイ!【しっかり解説】他にはないメリットでデータを節約!
まとめ
というわけで、UQモバイルとワイモバイルのシニア割を比較してみました。
月額料金はどちらも一緒!ということを覚えておいてください!
ただどちらにも端末の縛りがありますので、その点を考慮すると少しUQモバイルのシニア割の方がお得なのかなというレベルです!