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BIGLOBEモバイルの速度を測定!
こんにちは!チチ猫です。
今回BIGLOBEモバイルを契約しました。
格安SIMで気になるのは何といっても、通信速度。
大手キャリアの設備を借りて運営している格安SIMは、通信速度が遅くなる傾向があります。
特に昼休み・夕方の時間帯は数多くのユーザーが通信を行う混雑時間帯。
どうしても通信速度は遅くなってしまいます。中には1Mbpsを大幅に下回るようなSIMもありますので、注意が必要です。
格安SIMでいくら月額料金を節約できても、あまりに通信速度が遅くて使い物にならなかったら価値がありません。
BIGLOBEモバイルでどのくらい通信速度がでるのか、またBIGLOBEモバイルを高速で通信できる方法も取り上げていきますので、参考にしてください。
やはり速度は昼休み・夕方は落ちる
早速一日を通して通信速度を測定してみました。
まずは朝の時間帯。
朝の時間帯は混雑時間帯にはならず、それほど通信の遅延も見られませんが、皆さん朝の情報収集の時間帯なので場所や時間によっては通信速度が遅くなることもあります。
朝仕事に出かける前に測定してみました。
下りダウンロード4,9Mbps。
格安SIMの速度の基準として意識するべき速度は下り1Mbpsです。
下り1Mbpsといえば、第四のキャリアとして発足した楽天モバイルが節約モードの速度として採用している速度。
重たい通信でない限り、1Mbpsあればほとんどの通信をまかなうことができる。
ということで、実質の『使い放題』というあつかいで宣伝しています。
通信の利用方法は人それぞれなので、絶対にどんな通信でも快適に使うことができますよ!
とは言い切れませんが、最大1Mbpsの速度があれば重い通信を利用するひとでなければ不自由なく使うことができます。
実際、最大1Mbpsを節約モードやデータ量超過ごの制限速度に採用するキャリアは増えています。
この基準を念頭に置いて考えてみると、朝の時間帯で5Mbpsほど出ていれば特に不自由なく利用することが出来る速度です。
そして第一関門の昼休み時間帯。
一日の中の通信速度にとって『第一関門』といえるのが、昼休み時間帯です。
当然、昼休みの時間帯はスマホを利用する人が増えます。
通信する人が増えれば増えるほど、それぞれが使う通信速度は制限されてしまいます。
12時~13時が昼休み時間帯に該当しますが、その間に測定してみた速度です。
1Mbps切ってしまいました。
この速度だと、YouTubeを閲覧するにも画質が標準以下になる可能性がありますし、画像を多く含んでいるサイトは表示するのに時間がかかるかもしれません。
もう一回測定してみましたが、やはり1Mbpsは下回ってしまいます。
昼休みの時間帯はほとんどこんな感じでした。
1Mbpsを上回ることはほとんどありませんでした。しかしどちらかといえば1Mbpsをギリギリ切るくらいの速度なのでどうしようもなく使えない!というほどではありません。
あまり重い通信はおすすめできませんので、ご注意ください。
昼休みを過ぎた日中の時間帯は少し落ち着きます。
一日の最大の関門、17~19時の夕方の時間帯です。
昼休みの時間帯は13時以降は速度も回復し、問題なくなるレベルです。
そして、一日の最大の関門ともいえるのが夕方の時間帯です。
大体17時から19時くらいの時間帯が夕方の混雑時間帯になると思いますが、特に速度の遅延がみられるのは18時から19時の間。この時間でも速度を測定してみました。
またも1Mbpsを切ってしまいました。
一日の中で一番遅い速度です。
この速度だとWebサイトを閲覧するのにも、少し不便を感じるかもしれません。
これでも格安SIMで提供されている節約モードくらいの速度はでているので、『全く使い物にならない!』というほどではありません。
以前大手キャリアで主流だった、データ量超過後の制限速度は最大128Kbpsでした。
この速度だとほとんどの通信が不可能です。
これは今まで制限を受けてわかっている方も多いと思います。
格安SIMの節約モードでは最大300Kbpsくらいで提供しているキャリアもありますので、このあたりの速度を参考にしてもらえば、そこまで使えない速度ではないことがわかるでしょう。
BIGLOBEモバイルを高速に使う方法
格安SIMの共通の問題である、混雑時間帯の速度遅延があることがわかりました。
いくら混雑時間帯とはいえ、1Mbpsを通信速度が割り込むようだと不便を感じる場面もでてきます。
しかしBIGLOBEモバイルには、高速で通信を行う方法が存在します。
どんな方法なのか、見てみましょう。
高速で使う方法①:タイプAのSIMを使う。
BIGLOBEモバイルにはドコモ回線を利用してサービスを提供している『タイプD』と、au回線を利用している『タイプA』があります。
通信速度が気になる方は『タイプA』を利用することをおすすめします。
先ほどの私の通信速度測定は『タイプD』での測定結果です。
通信速度をタイプAで試しに測定してみました。
先ほど510Kbpsしか出なかった18時台でなんと21Mbpsを計測しました!
これはもはや大手キャリアと比較しても遜色ありません。
タイプAは速度が速いというのは、他のサイトなどみて知っていましたが正直ここまでとは思いませんでした。
通信速度は水物です。
当然、全ての人が同じような高速通信が出来るわけではありません。
通信する場所・時間帯によっても速度には大きな差がでます。
しかし同じ条件で測定した場合、ほぼ間違いなくタイプAとタイプDではタイプAの方が高速で通信できます。
SIMのみで申し込みする場合は注意必要。
タイプAで申し込みする際注意したいのは、SIMのみで申し込みする場合です。
端末そのままで申し込んだ場合、端末がau回線に対応していなければ使うことが出来ません。
かならず動作確認端末をチェックしましょう。
機種の横に表示されている『A』、『D』が対応しているSIMを表しています。
SIMカードのみ差し替えて使う場合は必ずこの欄を確認してから申し込みましょう。
通信エリアもしっかり確認。
タイプA申し込みで重要な点がもう一つ。
au回線が届くエリアかどうかです。
当然au回線の人口カバー率も全国区で、ほとんど繋がらないエリアもありませんが山間部や地方では繋がらないエリアもあります。
タイプAのサービスエリア=auのエリアです。
KDDI提供のauサービスエリアを確認しておきましょう。
APN設定を変える
もう一つのBIGLOBEモバイルを高速で使う方法は
APNを変更することです。
このAPN設定とは、『通信の最適化解除方法』として公式のHPにも紹介されているものです。
決して怪しい方法ではありませんのでご安心ください。
通信の最適化とは?
通信の最適化とはスマホの画面に適応したサイズに合わせて、自動的に画像を圧縮・変換することです。
画面上の表示は分からないケースもあるかもしれませんが、通信に過剰な負荷がかからないようにデータサイズを調整しているのです。
この自動で行われる通信の最適化を解除することで、通信速度の改善が見込めます。
特に通信速度が遅いタイプDについて効果が見込めますので、混雑時間帯などにこちらで通信してみるのも手かもしれません。
通信の最適化解除方法
APN設定の方法を見ておきましょう。
Androidの場合とiPhoneの場合でやり方が違うので、それぞれ紹介しておきます。
Androidの場合
AndroidのAPN設定は設定値を書き込む形で行います。
機種により設定の仕方が違いますが、大まかには一緒です。
今回は私が今利用している、OPPOのReno A128GBの設定方法を参考に説明していきます。
①ホーム画面の『設定』→『デュアルSIM&モバイルネットワーク』を選択。
②利用するSIMカードを選択。
③アクセスポイント名をタップ。
④新規に追加する場合は右上の『+』をタップしましょう。
⑤新しいAPNに設定内容を書き込む。
ここまできたら各項目に設定値を入力しましょう。
最適化解除用のAPN設定がこちら。
項目名 | 設定内容 |
名前 | BIGLOBEモバイル |
APN(接続先) | biglobe.jp |
ID(ユーザー名) | user@aporg |
パスワード | 0000 |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
APNタイプ | default,supl,dun |
PDP Type | IP |
この設定値を打ち込んで保存したら完了です。
ちなみに最適化解除でない普通のAPN設定は、上の表のIDの部分がかわります。
ID(ユーザー名) | user |
設定値で違う部分はここだけです。
iPhoneの場合
iPhoneでAPN設定をするには設定値を書き込むのではなく、設定値の入ったファイルをダウンロードすることで行います。
この『APNプロファイル』は一つしか設定することができません。
なのでまずは乗り換える前のキャリアの設定の、APNプロファイルを削除する必要があります。
大前提、MNP回線切り替え作業を行った後だとインターネットには繋がりません。
自宅のWi-Fiなどインターネットに繋がる環境を確保したうえで設定を行いましょう。
①ホーム画面の設定をタップ
②『一般』→『プロファイル』へ進む。
③現在使っているプロファイルが表示されるので、タップして削除を選択。
④パスコード入力を求められるので、入力しましょう。
これで元の使っていたキャリアのプロファイルが削除されました。
続いてBIGLOBEモバイルのプロファイルをインストールしましょう。
ホーム画面から『Safari』をタップします。
⑤こちらのリンクにアクセスして、構成プロファイルの表示を許可する。
⑥『プロファイルがダウンロードされました』の表示がでるので、『設定』→プロファイルに進み、BIGLOBEモバイルのAPNプロファイルをダウンロード。
⑦完了をタップし、設定完了。ステータスバーにもモバイル通信が表示されています。
通信の最適化解除用APNを利用した場合の速度。
これで通信の最適化を解除したAPNを設定することができました。
夕方18時以降で速度を測定してみました。
先ほど1Mbpsを確実に割り込んでいた速度が1.8Mbpsまで回復しました。
高速!とまでは言い切れないかもしれませんが、格安SIMにおいて夕方の時間帯これだけ速度がでればかなり高速な部類に入ると思います。
まとめ
BIGLOBEモバイルの通信速度についての記事でした!
格安SIMにはつきものである、混雑時間帯の通信遅延。
当然BIGLOBEモバイルにもありましたが、通信の最適化解除APNやそもそもタイプAで申し込みすることで遅延を回避できます。
通信の最適化解除したAPN設定では、さまざまな時間帯・場所で通信速度を測定しましたが、先ほど紹介したように1Mbpsを超える場合もあれば、やはり1Mbpsを割り込んでしまう場合もありました。
混雑時間帯の通信遅延は絶対に回避したい!
という方にはタイプAでの申し込みを強くおススメします。
タイプDと比較すると、速度差は歴然。
大手キャリアと比較しても遜色ない速度を計測しましたので、おすすめです。
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