今回の記事は・・・
ソフトバンクのSIMロック解除についてです。
2019年の総務省の指導に基づく新プランの施行により、より携帯会社を乗り換えしやすい環境が整いつつあります。
お得な乗り換えとしておススメなのが
使っている機種はそのままにSIMカードのみ契約して差し替えることです。
結構、機種代金は月額料金をあげてしまう要因のひとつです。
しかし、SIMのみの契約であれば月額料金を大幅に下げることができます。
そこで大事になってくるのが、SIMロック解除です!
SIMロック解除は後で選択肢を増やすための大事な作業です!
大きなデメリットはありませんので、ぜひ実行することをおススメします。
今回はソフトバンクのSIMロック解除。
特に需要の大きなiPhoneの場合を中心にポイントを紹介していきます。
SIMロック解除とは・・・。
そもそもSIMロック解除とはどういったものでしょうか?
おさらい程度に紹介しておきます。
そんなのわかってるよ!という方はとばして読み進めてください。
SIMロック解除とは?
キャリアで契約した端末には、そのキャリアでのみ使えるように『ロック』がかかっています。
当然、ソフトバンクで契約したスマホはソフトバンクでしか使えないようになっています。
そのロックを解除してauやdocomo、もしくは海外旅行に行った際に現地のSIMを挿しても使えるようにするのが『SIMロック解除』です。
SIMロック解除の受付方法
SIMロック解除にはWebからの受付と、ソフトバンクショップに来店しての受付と2種類選べます。
しかし、端末の種類によって選べる受付方法が異なりますので、まずその点を紹介します。
①ソフトバンクで契約したスマホをもっている・・。ソフトバンクの回線契約をしている方)
現役でソフトバンクユーザーだよ!という人は
ソフトバンクショップかWeb上から(My softbank)から選択して手続きをすることができます。
Web上からSIMロック解除した場合には事務手数料の3,000円がかかりませんので、お得です。
②解約後にSIMロック解除したい、中古の端末を購入した・もらった場合。
ソフトバンクを解約した後に利用していた端末のSIMロック解除をしたいもしくは、中古で購入したり、譲りうけたソフトバンク端末をSIMロック解除したい場合は店舗での受付のみとなります。
つまりそのような場合は必ず事務手数料の3,000円がかかります。
大手3大キャリアすべてが同じように中古端末のSIMロック解除にも応じていますが、docomoでは中古端末についてもWebから申し込むことが出来ます。
つまり事務手数料がかかりません。
この点ではdocomoのサービスが一歩進んでるといえます。
ソフトバンクのSIMロック解除条件
つづいてソフトバンクのSIMロック解除条件についてです。
SIMロック解除には一定の条件が存在します。
どんな機種でも必ずSIMロック解除してもらえるわけではありません。
端末がSIMロック解除に対応しているかを確認。
そもそも端末自体がSIMロック解除に対応している必要があります。
対応端末については下の表に記します。
2015年5月以降販売機種
iPhone | iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone 11、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plus |
iPad | iPad mini(第5世代)、iPad Air(第3世代)、12.9インチiPad Pro(第3世代)、11インチiPad Pro、iPad(第6世代)、10.5インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第2世代)、iPad(第5世代)、9.7インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第1世代)、iPad mini 4 |
スマートフォン | Google Pixel 4、Google Pixel 4 XL、Xperia 5、Google Pixel 3a、Google Pixel 3a XL、AQUOS R3、Xperia 1、arrows U、 LG K50、Android One S5、AQUOS R2 compact、HUAWEI Mate 20 Pro、AQUOS zero、Xperia XZ3、Google Pixel 3、Google Pixel 3 XL、HUAWEI Mate 10 Pro、Xperia XZ2、AQUOS R2、HUAWEI nova lite 2、DIGNO® J、シンプルスマホ 4、AQUOS sense basic、Android One S3、Xperia™ XZ1、AQUOS R compact、Xperia™ XZs、AQUOS R、HTC U11、AQUOS ea、DIGNO® G、Xperia™ XZ、STAR WARS mobile、AQUOS Xx3 mini、503LV、シンプルスマホ3、DIGNO® F、Xperia™ X Performance、AQUOS Xx3、AQUOS Xx2 mini、AQUOS Xx2、Nexus 6P、Xperia™ Z5、AQUOS CRYSTAL 2、AQUOS Xx、Xperia™ Z4、Galaxy S6 edge |
ケータイ | かんたん携帯10、AQUOSケータイ3、DIGNO® ケータイ2 for Biz、DIGNO® ケータイ2、Simply B、AQUOS ケータイ2、DIGNO® ケータイ for Biz、DIGNO® ケータイ、かんたん携帯9、AQUOS ケータイ、かんたん携帯8、COLOR LIFE 5 WATERPROOF |
タブレット | Lenovo TAB5、Lenovo TAB4、MediaPad M3 Lite s、Lenovo TAB3、MediaPad T2 Pro、Lenovo TAB2 |
モバイルデータ通信 | Pocket WiFi 809SH、Pocket WiFi 802ZT、604HW、Pocket WiFi 601HW、Pocket WiFi 602HW、Pocket WiFi 501HW |
プロジェクター | モバイルシアター |
プリペイド携帯 | Simply、Libero2 |
2015年4月までに発売の機種
スマートフォン | BLADE Q+、301F、201HW、009Z、008Z |
端末を分割購入している場合は注意。
今やスマートフォンの中には高級端末と呼べるほど価格も高騰している上位機種がたくさんあります。
端末を分割購入される方も多いと思われますが、分割購入の場合は
購入から100日間はSIMロック解除ができません。
一括購入の場合は支払いが確認でき次第SIMロック解除ができます。
分割購入でも即SIMロック解除が出来る場合がある。
しかし、分割購入の場合でも一定条件を満たしていればすぐにSIMロック解除をすることができます
- 2017年12月1日(金)以降に、機種変更前の対象回線でSIMロック解除を行ったことがあること
- 前回のSIMロック解除受付日から101日目以降であること
- 前回のSIMロック解除を行った機種が2015年5月以降に発売された機種であること
ソフトバンクSIMロック解除方法
細かい条件を確認したところで、実際のSIMロック解除方法をみていきましょう。
ソフトバンクショップでSIMロック解除
ソフトバンクショップに来店してのSIMロック解除なら基本的に手続きはスタッフさんがやってくれるので、安心です。
手続きに必要なものを確認して持っていきましょう。
手続きに必要なもの
- SIMロック解除する端末
- 事務手数料:3,000円
- 本人確認書類
My softbankから手続き
解約後・中古端末に関してのSIMロック解除以外の場合、Web上からSIMロックを解除すれば手数料がかかりませんので、おススメです。
手続きは『My softbank』から行います。
と、その前に…手続きには『IMEI番号』というシリアルナンバーが必要になりますので、事前に確認しておきましょう。
IMEI番号とは、スマホを識別するためのシリアルナンバーです。
一台一台割り振られています。
本体の背面・SIMスロットに記載されているものもあります。
通話ダイヤル画面なら『*♯06#』と入力すると表示されます。
本体からの確認なら
iPhone‥ホーム画面→設定→情報→IMEIで。
Andoroid…ホーム画面→設定→端末情報→機器の状態→IMEI番号で。※機種によって表記が異なります。
My softbankの手続き手順
IMEI番号をメモしたら実際にMy softbankにログインして手続きを実行しましょう。
①ホーム画面からメニューへ進む。
②契約・オプション管理へ進む。
③画面下部にスクロールして『SIMロック解除手続き』へ。
④注意事項が書かれている下部に進むとIMEI番号を入力する欄がありますので、そちらに先ほど調べておいたIMEI番号を入力し、次へに進む。
⑤確認画面が出ますので、確認のうえ『解除手続きする』を押しましょう。
⑥手続き受付完了画面が表示されます。
端末に最後の操作をする。
前項までで、SIMロック解除の受付は終了しました。
しかし、実際に利用できるようにさせるにはソフトバンクとは違う他社のSIMカードを挿して認識させなければなりません。
そうすることで初めて他社のSIMカードも認識して使うことができるようになります。
乗り換えを考えている場合で、手元に他社のSIMカードがある場合は楽ですがそうでない場合もあります。
他社のSIMカードが手元にある場合とない場合でやり方が変わってきます。
それぞれ解説していきます。
他社のSIMカードが手元にある場合。
他社のカードが手元にある場合は、それを挿して認識させることでSIMロック解除が完了します。
SIMカードの差し替えにはSIMピンもしくはクリップを曲げて利用しましょう。
SIMスロット部分に空いている穴にピンを挿して、奥までいった手ごたえがあったらさらに”ぐっ”と押し込んでみましょう。
スロットを取り出すことが出来たら、SIMカードを方向を良く確認していれましょう。
『アクティベーションが必要です』が表示されますので、『了解』をタップしましょう。
するとアップデートが完了しました。の表示が。これでSIMロック解除作業はすべて完了です。
SIMカードが手元にない場合。
SIMカードが手元にないとiPhoneを一度初期化するしかなくなります。
もちろんバックアップをとって復元させるわけですが、SIMカードが手元にある場合に比べて大幅に手間がかかります。
先ほどのSIMカードについては他社のものであれば、解約済のものであったり家族がつかっているものであっても大丈夫なようなので、極力いったん借りるだけでも良いのでSIMカードを挿す方法をとれるようにしましょう。
格安SIMのプリペイド式の契約でSIMカードを手に入れることもできます。
①まずはバックアップをしっかりとりましょう。
バックアップはiCloudかiTunesを利用します。
②iPhoneを初期化しましょう。
- 設定→リセット
- パスコードを入力
- すべてのコンテンツと設定を消去
- iPhoneを消去を選択
- AppleIDのパスワードを入力して消去を選択
③初期化したらバックアップを復元させましょう。
端末を初期化させることが出来たら、最初にとったバックアップからデータを復元させましょう。
まとめ
以上今回はソフトバンクのSIMロック解除×iPhoneについての記事でした。
条件なんかは結構細かくて、一瞬手間がかかりそうですが、最近の機種についてはほとんど問題なくSIMロック解除に対応しています。
手続き自体についても一度やってみるとそれほど難しい手続きではありません。
段々と手続きに対する苦手意識もなくなってくると思います。
実際、乗り換え自体も簡素化され手順は簡単になっています。
乗り換えの選択肢も増えます。
SIMロック解除はぜひしておきたいところですが、やはり事務手数料がかからないWeb上から自分でできるのがベストです。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。