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ワイモバイルのおうち割と家族割どちらを選ぶ?私が家族割を選んだ理由。
ワイモバイルには、家族みんなで毎月割引されるお得な割引
『おうち割』と『家族割』があります。
お得な割引なんで絶対見逃したくないんですが、この割引
併用はできないんです。
当然ワイモバイルユーザーなら思うであろう
『おうち割と家族割ってどちらを選ぶべきなんだろう?』という疑問。
結論からいうと、私は家族割を選択しました。なぜなら
- 自宅が集合住宅で固定回線を選択できない。
- その他おうち割の条件になっているサービスにも魅力を感じない。
この2点が主な理由です。
私が『おうち割の方が良い!』とはならなかった条件を解説していきます。
自宅が集合住宅で固定回線を選択できない。
まず一つ目の理由は、私の自宅のインターネット事情によるものです。
おうち割を適用させるための条件の一つ目は
ソフトバンク光を利用することです。
私の自宅はマンションです。
結構築年数がたっています。決して古いなぁ…。って感じはしないと思うのですが、インターネット設備については更新されることなく、自由に光回線を選ぶことが出来ないのが現状。
何人か『新しい光回線いれましょうよ~』という声は挙げているのですが、住民の多くは高齢者。決議に至るまでの賛成は得られないようです…。
その分マンションで契約している光回線(マンションタイプ)はありますので、使いたい人はその回線を利用するしかありません。
まぁ、その回線は集合住宅用の光回線で料金も安いのである程度は満足しています。
ただワイモバイルのおうち割を適用するためには不利に働きます。
集合住宅だから…、住んでいる地域がサービスの対象エリア外だから…、こんなそもそもどうしようもない理由でおうち割を選択できない場合は結構あります。
ソフトバンク光とは?
ソフトバンク光とは、いわゆる光コラボサービスです。
光コラボとは、NTTが保有している光回線を事業者に卸売する販売モデルで、提供を受けた通信事業者が独自のサービスを合わせてユーザーに販売・提供するサービス形態です。
通常のNTT回線のイメージはこうですね。
NTTの光ファイバーケーブルが電柱等を通過してあなたの家まで引き込まれます。
光コラボのイメージはこうです。
先ほどとの違いは真ん中に『事業者』が入ったことです。
提供する事業者といっても、設備的になにか専用の信号を送ったりなどがあるわけではありません。
設備は先ほどのNTTの光回線と全く同じものです。
要は名前だけ変えて『いっちょ噛む』わけです。
その事業者ならではの特別なサービスを提供したり、月額料金を下げるなどして独自の魅力を打ち出してくるサービスです。
注意すべき点:ソフトバンク光はオプション加入が必須。
ソフトバンク光でおうち割を適用させようとすると、忘れてはいけないのはオプションの加入。
おうち割の適用にはオプション加入が必須で、
- Wi-Fi マルチパック
- 電話サービス
- 光BBユニットレンタル
この3つに加入する必要があります。
個別にオプション加入すると、1,900円超の金額がかかりますが、このセットで契約すると割引で月額500円になります。
SoftBank Airのサービスにも魅力を感じない。
続いての理由はもう一つのおうち割の適用条件である回線についてです。
それがSoftBank Airです。
私的にはこのSoftBank Airに魅力を感じない…。
というところがあるのです。
SoftBank Airとは?
ソフトバンクエアーとは自宅で利用できるWi-Fiルーターで、工事不要・コンセントに差して電源を入れるだけでインターネットを利用することが出来ます。
下り最大962Mbps、データ容量無制限で使い放題で使うことができます。
SoftBank Airの口コミ
ちょっとSoftBank Airを選ぶ気にならないな…ってのは口コミを見ると一番よくわかると思いますので、紹介していきます。
速度については大方、重い通信には物足りない…というのが評価です。
やはり自宅で使うのは固定回線であるべき…と私は思います。
つまり、電柱と電柱の間を張り巡らされているNTTなどの設備を利用して、自宅にも線を引いて開通してもらう
有線での回線です。
SoftBank Airは線は一切繋がっていない無線ででの通信になります。
下り最大962Mbpsとはなっていますが、これは様々な条件がそろってベストの状態での通信速度、いわゆるベストエフォートというやつです。
無線でやっている以上、安定感はどうしても落ちてしまいます。
体感的に満足のいく速度が得られるのは難しいかもしれません。
SoftBank Airの2年縛りが出来てしまう。
いままで散々携帯キャリアで嫌な思いをしてきた『2年縛り』が、SoftBank Airには存在しています。
2年ごとに更新がありますが、解約を申し出なければもう2年自動的に契約になってしまうというものです。
更新月以外の解約は違約金として9,500円がかかります。
更新月以外の解約には解約金⊕本体代残額がかかる。
この方の口コミにあるよう、契約期間の途中で解約を申し出ると解除料金がかかる可能性があります。
また、SoftBank Air本体の価格を支払う必要があります。
SoftBank Airの本体は購入するか、レンタルするか2種類方法があります。
購入した場合の本体価格は54,000円します。
契約自体は2年毎の更新になりますが、この本体価格は4年間かけて払い切る形なので、違約金もなし・本体の支払いもなしのタイミングで解約しようと思ったら実質の4年縛りになります。
割引額はいくら?
おうち割はスマホの利用料金が割引になるものです。
これはソフトバンク光を使うにしても、SoftBank Airを使うにしても条件をクリアするとスマホ料金から割引されるものなので、どちらのサービスを選択しても一緒です。
旧プラン(スマホプラン)と新プラン(スマホベーシックプラン)で割引額が違います。
旧プランS | -500円 |
旧プランM | -700円 |
旧プランL | -1,000円 |
旧プランでは通信容量が多いプランは割引額が大きくなっていました。
月額料金が高くなっていくので、当然といえば当然という感じでしたが…
新プラン:スマホベーシックプラン | -500円 |
データプラン(通話なし) | |
Pocket WiFiプラン |
比較:家族割の加入条件はいたってシンプル。
家族割は家族の代表者の回線を1回線目として契約をし、副回線として家族の回線を登録して割引をうけるものです。
Sプラン | Mプラン | Rプラン | |
基本料金 | 2,680円 | 3,680円 | 4,680円 |
新規割(6か月のみ) | -1,000円 | ||
家族割 | -500円 | ||
月額料金 | 1,480円 | 2,480円 | 3,480円 |
データ容量 | 3GB→4GB※データ増量無料キャンペーン利用 | 9GB→12GB※データ増量無料キャンペーン利用 | 14GB→17GB※データ増量無料キャンペーン利用 |
通話料 | 10分以内国内通話無料 |
現行のスマホベーシックプランの割引後の料金は、Sプランなら最安1,480円になります。
家族割はこのシンプルさがメリットです。
さらに副回線として登録できるのは、9回線まで。
血縁関係のある本当の家族はもちろん、同住所に暮らす恋人でも登録可能・遠くに暮らす親戚でも登録可能と範囲が大きくてお得です。
おうち割のメリット:契約者一人目から割引が適用される。
ここまでおうち割のデメリットについてお知らせしてきましたが、もちろんおうち割にもメリットはあります。
メリットの方も紹介していきます。
先ほども紹介したように家族割だと、主回線には割引が適用されません。
副回線(2回線目以降)にしか割引がありません。
それに比較すると、1回線目(主回線)にも割引が適用されるおうち割はお得です。
しかし、主回線の割引はオプション料金や利用料金で相殺される。
主回線から割引が適用される。と申しましたが、この割引は加入が必須になっているソフトバンク光のオプションや、softbankAirの利用料によって相殺される…といっても過言ではありません。
結論:おうち割目的でソフトバンク光やSoftBank Airを契約するのはやめましょう。
というわけで、ワイモバイルのおうち割についてまとめてきました。
紹介したとおり、対象のサービスに加入しなければならないので、私の場合わざわざそれはしませんでした。
割引の内容としては、どちらもそれほどかわらないのですが家族割の方が分かりやすいですし、 おうち割の為にあえて対象の回線を契約する必要はありません。
ソフトバンク時代から同様の割引を使っていた人のみ、引き継ぎができるのでおうち割を適用しましょう。
という程度です。今回のテーマに沿って結論をお伝えすると、
『逆におうち割にする必要が特にない!』
ということです。